弁当くらわんか、ある晴れた日にバナナジュース

そうだ、おいしいお弁当をお昼にしよう。
そう思って、新宿の「くらわんか」。大好きなお蕎麦屋さん「大庵」と同じビルの地下一階。経営は同じ会社で味と接客に間違いはない。
2階の大庵はちょっと贅沢な昼をゆっくりたのしむシニアや女性に人気のお店。一方、地下のこのくらわんかはサラリーマンがおいしいもので気軽にお腹いっぱいになるのに便利な食堂営業。
夜は日本全国のおいしいものを毎月、毎月地域を変えて提供するお酒をたのしく飲める店。九州料理や瀬戸内料理がテーマの月には、なつかしい料理を食べに来たりしていた。昼の目当ては一日20食限定のお弁当。
ただ多分、倍の40食くらいの用意はあったんじゃないかなぁ…、まだ残ってるかなぁって心配しながら来ても大抵ありつけた。

お膳の上に二段重ねのお弁当箱。
季節の炊き込みご飯に小鉢にサラダ、豆腐に汁でひと揃え。
コロナ以前は小鉢の料理とサラダ、豆腐はお店の中央のテーブルにまとめて置かれて食べ放題…、っていうのが人気のサービスだった。
食べ放題じゃなくなったのは残念だけど、他の料理がたっぷりでほとんどおかわりする必要がなかったからこれでも十分。

お弁当箱の上の段には戻り鰹のお刺身に魚のフライに鶏の味噌焼き。れんこん、人参、かぼちゃにしいたけ、いんげん豆の煮付けにだし巻き卵。漬物なんかがぎっしりと詰め込まれていていろとりどりでなんともニギヤカ。下の段にはイカ大根に青パパイヤの炒め物。

高野豆腐の含め煮が小鉢に入って並んでて、これでビールを飲むのも乙だねぇ…、って。サラダにちょっとピリ辛のドレッシングがかかってて、豆腐はがっしりとした豆の香りが力強い木綿豆腐で醤油をかけずとも豆腐らしい味と風味でたのしめる。
ちなみに今日の炊き込みご飯はしめじご飯。秋には大抵、しめじご飯が提供される。白ご飯の準備もあるけどそれだとなんだか損した感じになるからと、しめじを丁寧に取り除いて食べていました。
おかずの中のしいたけはボクのもの。鶏の味噌焼きはタナカくんのもの。煮付けの中の鶏のつくねも譲ってました。なつかしい。

 

関連ランキング:居酒屋 | 新宿駅新宿三丁目駅新宿西口駅

 

食後に「ランブル」。
新宿3丁目の交差点近くの昭和名曲喫茶。一階に入り口と小さなカウンターに客席数席。地下一階に30席ほどの小さなホール。大きな吹き抜けの下に100席近くの客席があり、天井からはシャンデリア。
地下一階の吹き抜けに面したテーブルに座って、地下二階の様子を見下ろしおしゃべりするのが好きだった。
今日のお供はバナナジュース。
ちょっと酸っぱ目の若いバナナを使って作る、サラサラ系のジュースでほどよい甘さがオキニイリ。
流れているのはプッチーニの「蝶々夫人」でありました。
長崎で流れてるみろくやのCMのBGMは、蝶々夫人の「ある晴れた日」の替え歌なんだ。オッフェンバックのカステラ1番より、ずっと格調高いんだよ…、ってタナカくんが言ってたことを思い出す。なんだかスゴくなつかしい。

 

関連ランキング:喫茶店 | 新宿三丁目駅新宿駅新宿西口駅

コメント

  1. ナリヒト

    千円で!っていう驚きです。榊さん!
    栄養バランス素晴らしいですね。青パパイヤの炒め物は沖縄行っても、食べたことがないけど、1000円の中に入ってくるとがすごい。豆腐も木綿豆腐。いいですよね。田中さんと2人で行って嫌いなキノコと鶏肉を避けて食べ会っているのを想像して、ちょっと笑いました。

  2. サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

    ナリヒトさん
    こういうお店を発見したときのよろこび。
    なにものにも代えがたいものがありますよね。
    しかも行くたびに、なにか新しい料理の発見がある。それもたのしい。二人で行くとたのしさもおいしさも2倍じゃなくて2乗になるんですよね…、なつかしく思い出します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。