年末が近づくと蕎麦を食べたくなっちゃって…。

そばを無性に食べたくなって「渡邉」にくる。日が沈む直前の遅めのおやつ。
新宿西口の電気街の中にある店。サラリーマンや若い人たち向けのお店が多いエリアにあって、おじさん仕様のおちついた店。
感染予防対策も怠り無く、寒い冬にも入り口のドアを開け放ってお店の人が外をじっと見ている姿に頭がさがる。
個性的な蕎麦が結構あるお店。
「しらすみぞれ」に「かしわわさび」「木の子たまごとじ」といつか食べてみたいと思いながらも、結局いつも食べるのが「そば三昧」という冷たいそば。一度、温かい天ぷらそばを食べたことがあるのだけれど、ここのそばは冷たく食べるほうがおいしく感じてそれからずっとそば三昧。

せいろの上にこんもり蕎麦が3つの山をなしてふっくら盛り付けられてる。
白ごま。
刻み海苔。
削り鰹がそれぞれの山の上を飾って3つの味をたのしむことができるというのが「三昧」の名前の由来でもあるのでしょう。
たしかにそれぞれのトッピングと一緒に口に運ぶと、味の印象が劇的に変わって感じる。
ゴマはそばの風味をどっしり重厚にしてくれて、海苔は明るく香ばしく、削り鰹は出汁の風味に奥行きつける。
同じタレで同じそばを食べているとは思えぬたのしさ。

しかも普通のタレの他にとろろがついてやってくる。ふっくらとした山芋とろろ。上にはパラリと青のりが振りかけられてて風味がおいしい。

そばダレを注いで軽くかき混ぜてたっぷり蕎麦にからめてズルリ。とろろだけをすするとそれはスルンと軽く喉の奥へと流れ込む。ところがそばにまとわせ食べるとずっしり重たく、山芋独特の軽いエグみやイガイガ感を感じる不思議。
体の中に滋養がなだれ込んでくる…、ってそんな感じがオゴチソウ。
そう言えばこの店、メニューをじっくり見ると蕎麦前料理も多彩にある。
こういう料理をのんびりたのしむ心の余裕がほしいって思っていたら、ボクの隣に座ったおじさん。焼き味噌とわさびの葉漬けをたのんで熱燗一本をじっくり飲んでらっしゃった。ボクもまだまだお子ちゃまだわいと思った次第。還暦の冬のおやつどき。

 

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夜を家で簡単にと、帰る途中に大阪鮓の八竹に寄って太巻きと押し寿司の盛り合わせを買って帰った。
自宅用です…、ってお願いすると折ではなくて紙包み。その分少々安くなるのが合理的。お皿にキレイに盛り付ける。
伊達巻、海苔巻、焼いた穴子の押し寿司にエビに甘鯛、卵焼き。バッテラがついてひと揃え。甘くて酸っぱいシャリそのものがおいしくて、ギュギュッと押されているように見えるのだけど噛むとハラリと散らかって口の中をにぎやかにする。お腹にズッシリ…、オゴチソウ。ちなみに31日の予約分の販売はもう一杯。出遅れました、ちと残念。
きつねうどんを作って寿司のお供にしました。ちょっとやわらかめに仕上げたうどんに甘く炊いたお揚げさん。九条ねぎをパラッとちらしてお腹がやさしくあったまる。

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