平日の昼の沼津港

昼、新宿で寿司。
ひさしぶりの沼津港。
オキニイリの回転寿司のひとつでいつもはたいてい週末にやってくる。
ランチ時にはいつも行列。
けれどさすがに平日の昼はのんびりしてます。
待たずに入れて、しかも半分くらいの入りでしょうか。
お店の人も「どんどん注文しちゃってくださいね」とおだやかなもの。
ただ長いベルトの中に職人さんが2人、巻物や軍艦を作る厨房に職人1人。だからベルトの中を走り回っててんやわんやな感じがにぎやかだったりします。いい感じ。

外人さんが多いのも平日の昼の特徴でしょうか。日本人はボクらと二組ほど。これが今の東京なんだ…、ってしみじみ思う。貝をあれこれ握ってもらう。
たいら貝に赤貝、つぶ貝、ホッキ貝とどれも活。
分厚く太ってツヤツヤしていて、食べる前からおいしさが目から口へとやってくるほど。たいら貝のシャキシャキとした歯ざわりと上等でやさしい旨みにまずうっとり。赤貝は昆布のような粘りと旨味。クニュっと潰れる感じもゴチソウ。パリパリ砕けるつぶ貝に大きなホッキ。
これが本当に大きくて、食べると口の隅々が満たされる。満たされた上、なかなか歯切れずずっと口の中にいて、息が詰まるんじゃないかしら…、って心配になるほど頑丈、たくましい。

おすすめのネタをあれこれ食べる。
自家製コハダは分厚い。
そしてなによりヌメッと鈍く光るさまがつやつや、色っぽい。
その外見を裏切らぬ色気とムワッと立ち上がるような香りに鋭い酸味。
寿司を食べてる…、って実感が湧くオキニイリ。
今日のイカはアオリイカ。
ねっとりとしてびっくりするほど甘くてとろける。
「クロムツを挽いたばかりなんですがいかがですか…」と。それでいつもはたのまぬネタを試してみます。
むっちりとして旨味が強く、脂がぺとっと口に広がる。オモシロイ。
コリコリとした歯切れ感がたのしいカンパチ。
ぬめりとした生ダコは、大きな吸盤がプルンと奥歯の周りを撫でる。噛むと甘くてまたうっとり。
生鯖を食べるとこれも脂が見事。軽い酸味が脂の甘みをひきたてて旨味に確かな輪郭がつく。
今日のシャリはいつもに比べてちょっとお酢が強かったのかなぁ…、だから一層脂がおいしく感じて食がすすみます。

そろそろ〆に向かう。一貫売りのウニを二貫。同じ色のお皿が2枚重なって、普通の寿司よりちょっと高い位置にあるのがゴージャス感をかきたてる。海苔の縁からこぼれおちそうな姿にうっとり。若干渋めのウニではあるけど、磯の香りがおいしっくて、しゃりがウニと一緒にとろける。
炙った穴子に甘辛のタレ。トロンととろけて噛むときちきち、奥歯の上で繊維がほぐれる音がする。
かっぱと中トロ鉄火で〆にする。キュウリを細く刻んで巻く店が最近増えた。特に上等な店であればあるほどキュウリは細くなる。パラリと散らかるキュウリの食感もおいしいのだけど、バキバキ潰れてみずみずしさを口に広げるこういうかっぱがボクは好き。ねっとり蕩ける中トロ鉄火も上出来で、お腹がみちる。満たされる。

 

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