市ヶ谷ひょうたんからバイロンベイコーヒー

雨が降る朝。湿度が高く蒸し暑いと天気予報は言うのだけれど、肌が感じる温度は低い。
ただじっとりとまとわりついてくる空気に気持ちが重たくされる。
熱々の蕎麦を食べて朝にすることにした。
市ヶ谷にある「ひょうたん」という立ち食いの蕎麦。
駅から20歩ほどしか歩かないかなぁ…、すごく近いのにお店の前は人がほとんど通らぬ通り。それでも次々お客様がやってくるけど混雑してるって感じでもなくのんびりとしたムードがステキ。
券売機で食券を買い、それをカウンターに貼り付けるようにおるのだけれど、カウンターの真ん中に一本横線が引かれてて、その厨房側に貼ると蕎麦、客席側に貼るとうどんとたのしいシステム。「かきあげ」の食券を買い、厨房側に貼って待つ。

手のひらにすっぽり収まる程よいサイズの器にたっぷり。
熱々の汁。
醤油色してみえるけど、醤油の味というわけでなく醤油風味のどっしりとした出汁がおいしく、そこにかき揚げの油がからむ。
最初は塩と醤油を感じ、次に油の甘みが襲う。最後に酸味が口をすっきりしてくれてお腹の中からあったまる。

蕎麦はスルンとなめらか。どっしりとした汁をほどよくすくい上げ、口の中へとたぐってくれる。具材はたのんだかき揚げと、ネギとかまぼこ、それから昆布。根っこに近い分厚くゴリゴリした食感の昆布で、ヌルンとなめらか。バリバリ奥歯で壊れつつねっとりとろける。なかなか旨い。

このかき揚げ。具材は千切りにしたネギとにんじん。小さなオキアミがほんのちょっとだけ入っててでもほとんど衣。しかも高温で揚げられていてチリチリ、花咲くように仕上がっている。
汁を含むとたちまち壊れる。壊れながら汁を飲み込み壊れてちらかり汁とすっかり一体化する。
ポタージュみたいになるんですよネ…、油の力でポッテリしてきてそばにからみついてくるのがうれしくて、飲むとトロンと口から喉をなでまわすよう。具材が主役の上等かき揚げにはできぬ芸当。お腹がポッテリ、温まる。

 

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市ヶ谷駅から麹町に向かって上がる日テレ通り。
ちょっと急な坂道の中腹にある「バンバイロンベイコーヒー」でマキアート。
小さな店です。
まるで屋台がそのままビルに突っ込んだみたいなサイズ感。
カウンターの中に真っ赤なエスプレッソ増しが置かれて、プシューップシューッて蒸気を吐かせてできたダブルショットのマキアート。
甘くてとてもやさしい味わい。
酸味をほとんど感じぬほどにやわらかで、苦味、渋みはしっかりしてる。一口目からおいしく味わえるように温度は低め。ふっくらとした泡が喉を撫で回す。かき揚げそばも喉撫で回し、お腹をあったかにしてくれた。今朝のテーマはなめらかだった…、と思ってニッコリ。さぁ、仕事。

 

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