嵐の前に親子3人、肉を焼く

夜、高松で焼肉。妹も週末旅で合流し、母と一緒に肉を焼く。
お店はいつもの金魚という店。
母もボクもすっかりおなじみ。いつものテーブルをもらってニッコリ。みんなでメニューを見比べながら、あれも食べたい、これも食べたいと大騒ぎ。
いつもは肉のページから見始める母。今日は野菜のページを開く。
最近、お医者さまから野菜をもっと食べなきゃ駄目…、って言われたそうでそれでサラダ。レタスにサニーレタス、うすくそぎ切りにしたきゅうりに白ネギ。ごま油と牛骨スープを揉み込みしんなりさせたところにお酢と白ごまをぱらりとちらして出来上がり。シャキシャキ歯ざわりたのしくて食欲が湧く。
それから前菜の盛り合わせ。ナムル何種かにタイ風サラダにピータン豆腐。砂肝のあえものなんかもあってますますお腹が空いてグーッとなる。

まずは牛たん。
花咲牛たんというここの名物料理をたのむ。
分厚く切った牛たんに細かい格子状の切り目を入れて、それがまるでマーガレットの花びらみたいに見えたりする。
粗塩がたっぷりのっかり、軽く焼いたらはさみでジョキジョキ、切り分ける。
断面が大きくなった牛たんに熱がどんどん入っていきます。
脂が徐々に滲んでたんが濡れていく。それがたちまち沸騰しはじめ、シュワシュワ湿った音を立てつつ仕上がっていく。そのまま塩、すだちを絞って食べるとザクッと歯切れる。歯切れてジュワッと脂と旨味のジュースが噴き出し、口をみずみずしくしてくれる。

それから肉を3種類。まずは脂がキレイにのった上ロース。大きなサイズの薄切りで、焼くと脂が透き通ってくる。軽く肉が縮んだところでわさびをのっけてパクっと食べる。おいしいなぁ…、相当たっぷりわさびをのせて食べてもそれが辛くない。辛いどころか甘みを感じて、肉の旨味をキリッとさせる。
それからカルビ。タレを弾いてしまうほど強い脂がまた旨い。口に入れると最初はひんやり、脂で口の温度が下がる。噛むとザクッと歯切れてジュワリと脂が染み出しウットリさせる。
ハラミはこんがり焼いて塩。レモンにわさび、すだちに粗塩。タレはにんにく醤油にポン酢、甘めの醤油ダレと、いろんな味を試して食べるとあっという間にタップリの肉がお腹の中へとおさまっていく。

一品料理もあれやこれやと。ココで今、一番好きな料理がえごまおむすび。
おむすびとは言ってもえごまの葉っぱを二つ折りにして、中にご飯をはさんだだけ。柏餅みたいな姿の料理で、なかのご飯はふっくらやわらか。
えごまの葉っぱとご飯の間に刻んだキムチとちゃんじゃが塗られて、塩味、辛味、旨味や風味が見事に整う。
肉の脂で疲れた舌がスッキリするのもオゴチソウ。
豚バラ肉を塊のまま蒸し上げて、二口分ほどの大きさに切り分け黒酢と合わせて仕上げる。黒酢の酢豚のようで食感は豚の角煮のようでもあって、これまた脂がジュワッと旨い。豆の繊維と刻んだもやしで作ったピンデトックが表面ざっくり、中はふっくらふんわりで食べるとやみつき。会話もはずんでみんなニッコリ。明日は台風。どう過ごしましょう…、と思案しながら腹満たす。

 

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コメント

  1. りんご

    いつもお腹の空くブログを楽しみにしておりますが、それにしても辛かったのが今年の夏でした。
    気がつけば空も高く、台風大サービスの秋になりましたね。
    お肉も熟成した赤身から、少し脂の乗ったカルビが食べたくなりますし、今年は豊漁らしい秋刀魚も楽しみです。
    なにより夏は全く受け付けなかったお米が食べたくなりました。
    食べることは生きること。
    過酷な夏で乾ききった身体が満たされる実りの季節です。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      りんごさん
      実は今年の夏の厳しさに、母が一度、熱中症で病院に運ばれることがあったのです。
      ありがたいことに地域の皆さんに迅速で正確な対応をしていただいて、大事に至らず、それから母も自分を正しく甘やかすことを覚えてくれました。
      台風もとても男性的で強烈なもの。たまたまこうして一緒にいられることに感謝しております。
      食べることは生きること。おっしゃるとおりとしみじみ思いました。

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