岩手花巻、さかえやの満州ニララーメン

宮城県の古川を出て、北に向かって岩手県の花巻に来る。
地元の人たちに人気の「満州ニララーメン」っていうのがある。「さかえや」という店で、いつも行列ですごいんですよ…、と開店の時間を狙っていったら、これがまぁ、スゴイ。
田んぼの真ん中。
周りにこれっと言った施設はなくて、なのに開店時間が近づくに連れ次々車がやってくる。駐車場に早く車を停めて行列に並ばなくちゃ…、って切羽詰った感じが運転の仕方に伝わる。勢いあってワクワクします。
ちなみにこの店。営業時間が朝の11時から15時までとたった4時間。それで十分やっていけ、働いてる人たちが食えているというのがスゴイ。お店の人たち、忙しいけど元気でニコニコ。気持ちいい。

極細の麺に、豚バラ肉とニラとニンニクの茎を炒めたところにラー油を加え、醤油スープと一緒にかけて仕上げるラーメン。
それが満州ニララーメンで、通称「マンニラ」。
マンゴフラペチーノみたいな感じでちとおしゃれ(笑)。
もつや揚げ餃子をトッピングしたり、スープを塩や味噌に変えたりとバリエーションはいくつかあるけど、基本的にほとんどの人が自分好みのマンニラたのむ。
それ以外のメニューは野菜や肉やもつを炒めた定食だけととてもシンプル。
満州ニララーメンに揚げ餃子をのせた「マンニラ餃子」を醤油でもらう。
あっという間に到着します。
麺が細くてすぐ茹で上がるというのも理由。
でもそれ以上に、ほとんどの人がラーメンを食べに来るから見込み調理ができるから。専門店の強みはこういうところにあるんだ…、って感心します。
ニラの香りにラー油の香り。炒めたニンニクの匂いと一緒に湯気がたっぷり。むせるよう。揚げ置きしていた餃子が4つ。真ん中に赤く彩り添えるのは梅に漬け込んだ生姜を細かく刻んだモノ。かなり辛そうにみえるのだけど、ひと口スープを飲んでみると不思議なほどに食べやすい。

醤油の風味がしっかりしているからでしょう…、ごくごく飲める。
極細なのにボソッと固くて、ザクザク歯切れる。口の中でちらかる麺です。かなり頑丈で熱々のスープの中に沈んでいてもなかなか伸びない。麺の表面がスベスベになりボソボソからツルツルとした唇撫でるやさしい綿になっていくけど、コシはある。
揚げた餃子の生地がスープでぽってりしてくる。なによりタップリのニラがキュッキュと奥歯で潰れる感じがおいしく、時折まじる生姜の酸味が口をスッキリしてくれる。辛い。なのにおいしくて、熱い、なのに食べ続けると体が芯からスッキリしてくる。並んでまでも食べたい訳がしっかりあるんだ…、と感心しました。オキニイリ。

 

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それからウロウロ。田んぼアートを見たり、さびれてしまった街にびっくりしたりと岩手をアチラコチラ。
平泉にきて毛越寺。
かつて、この世の極楽があったのであろう池を囲んだ優雅な庭園。
ゆっくり、のんびり、見て回る。
台風の影響がすでにココまでやってきてるのか、日差しは強くうだるような暑さにうんざり。
境内の茶屋でかき氷を食べて涼んだ。
抹茶シロップはさっぱりと、甘いあんこにぽってりとした白玉団子。どれもが涼しくあまやかで、お腹の中に風が吹く。
本当は中尊寺の金堂まで歩いて行こうとおもっていたけど、直後に突然のゲリラ豪雨。ゴロゴロ雷様も近くでなって、次の機会にと逃げ、帰る。

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