浅草の夜、尾張屋支店で天ぷらそば。朝はリゾット

浅草で野暮用。ところがあまりに多くの人出にドキドキハラハラ。
街をブラブラ歩こうか…、と思っていたけど用事を済ませてそうそうに帰ることにした。
ただ地下鉄にのる前に蕎麦くらいは食べていこうと、駅の近所の尾張屋支店。
東京を訪ねて来た人を案内してよく来た店です。
広島から来た人、金沢から来た人、博多の人に名古屋、仙台の人たちとタナカくんと二人で東京を案内するときにほぼ確実と言っていいほどこの店に来た。
例外は海外から日本に帰って来たばかりの人を、神田藪にお連れしたときくらいかなぁ…。東京で旨い料理といえば蕎麦。蕎麦といえば浅草だよネ…、と東京出身でもない元田舎者の二人の知ったかぶりに、多くの人をつきあわせてしまいました。なつかしや。

本店よりも江戸風情に溢れたお店。
お店の前のショーケースもとてもニギヤカ。
「色、色、色。色の洪水」とジョンガリアーノのコレクションを評した大内順子さんにならって、「エビ、エビ、エビ。エビの天ぷらの洪水」と尾張屋のショーケースの中を評してクスッと笑う。
天ぷらそばを今日は選んだ。
冬のあられそばはまだなくて、そのことをお店の人にいったら「大粒で粒の揃った小柱しか使わないんです。でも長年のお付き合いの仲卸さんがいらっしゃるから、多分、今年も大丈夫」ってニッコリしながら答えてくれた。
なんだかたのしみ。近所まで来られたら食べなくてもいいから中に入って聞いてくださいネ…、っても言う。いいお店です、あったかい。

花咲くようなさっくりとした衣をまとった大きなエビが2尾、仲良く並んでそばの上。下には三つ葉がたっぷり浮かんで、汁に油がとけてキラキラ光ってる。ブリッとたくましいエビは甘くて香りが強く、天ぷら油の香りや風味に負けぬゴチソウ。
麺はざっくり。汁と一緒に口の中へとやってきて食べてるうちに汁を吸い込みとろけてちらかる天ぷら衣とまじりあう。ちょっと甘めで、けれど酸味が後口ひきしめる。天丼とは違ったおいしさ、味わいに、これもやっぱりおいしいよ…、って汁まで全部きれいに食べた。
「完食ですね、ありがたい」ってお店の人に褒めてもらった…、さぁ、帰ろ。

 

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朝。パスタの代わりにリゾットを作る。
手鍋にお湯を沸かしたところに野菜のブイヨンキューブを溶かす。
ずっと沸騰手前の熱々状態でスタンバイ。
生米をあらわずそのままオリーブオイルでしっかり炒める。
お米の一粒ひと粒がオリーブオイルでつやつやするまで炒めたら、そこにブイヨンをレードル2杯ほど。
たちまち鍋の中は沸騰。それをぼんやりみながら水位が低くなったらまたブイヨン。焦げ付かぬようときおりヘラで底をこそげてまたぼんやりと。かき混ぜすぎると粘ってもったりしちゃうから、ヒックリ返す程度でとどめる。ブイヨン注いでぼんやりみつめ、ひっくり返してまたブイヨン。
20分ほどくりかえし味見をしたらいいアルデンテ。パルミジャーノとバターをいれてよくかき混ぜて出来上がり。器にうつして黒胡椒をカカッと挽いたら食べるだけ。かき混ぜすぎないように注意したはずが、ちょっともったり粘ってしまった。世話をやかないほうがおいしくできる料理もあるってわかっているんだけれど、世話をやいてしまうところが悪いクセ。まぁ、それもよし。ホツホツ奥歯にたのしくてお腹あったか。オゴチソウ。

コメント

  1. pin

    ファッション通信のあの声で頭の中でちゃんと再生しました。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      pinさん
      高揚感に満ちて滑舌爽やかな大内順子さんの声。はっきりと思い出せます!

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