尾張屋のカツ丼、みろく屋のちゃんぽん皿うどん

日用品や食料品の買い出しをかねて四谷三丁目の街に出る。
近くの信濃町ではパラリンピックの閉会式が行われる。夕方からのそれに合わせて、おまわりさんが道を塞いで厳戒態勢。
地球的なイベントが家の近所で行われていたという誇らしさはあるけれど、それが地域を巻き込んだものになることなくひっそりと終わっていく…、というのがさみしい。勿体ない。
尾張屋で昼をたべることにした。
これほど徹底的に飛沫予防シートがぶら下げられたお店ってあまり他に例がなくって、最初はびっくりしたけど一年経つとなんだか屋台で食べてるみたいな感じに前向きにたのしむこともできるようになる。ピント合わせがむつかしい、予防シート越しのメニュー写真も上手にとれるようになる!

カツ丼にしました。
この前来たときはは気持ちがちょっと不安定で、カツ丼を食べたら無くだろうなぁ…、と思って冷たいきしめんにした。
でもこのお店で食べるということに、頭はカツ丼を期待する。
食べてる間、口と気持ちが期待するものと実際に口の中にあるものが異なるちぐはぐを感じて食べた。
やっぱりここではカツ丼なんだってしみじみ思った。
出汁にかえしにスライスオニオン。ふかふかに揚げ置かれたとんかつをクツクツ煮込んで、鍋の中のみんなの温度が同じ熱々になったところで、キレイにときほぐした生卵をフワッとかけて蓋をする。ご飯にかけて出来上がり。

ふわっふわです。沸騰した煮汁が含んだ細かな泡をたっぷり含んでたまごがふわふわ。甘くて醤油の加減がほどよい。とんかつのパン衣の油のうま味が溶け出して、かえしまみれのたまごでふっくら閉じられたとんかつの肉もふわふわ、やわらか。
ほどよき状態に煮込まれたたまねぎのシャキシャキ感が良きアクセント。いりこの出汁がガツンときいたわかめたっぷりの味噌汁もオキニイリにて泣かずに食べた(笑)。
一軒隣のドトールでミルクレープを食べてお腹に甘い蓋をした。

 

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みろくやの皿うどんを作って食べる。
ちゃんぽん用の太い丸麺と皿うどん用の揚げ麺の両方を使って作って食べるのがここしばらくのオキニイリ。
丸麺は袋のまま電子レンジであっためてフライパンに移して植物油とラードでいためる。麺の表面にこんがりと焦げ目がついたところでお皿に盛り付け餡をのっける。
冷凍で用意されてる具材をメインに、エビや豚バラ、帆立の柱をくわえてじゃじゃっと炒めていく。ちょっと緩めの餡にして皿うどんとちゃんぽんの両方を同時に食べてるみたいな感じにニッコリします。そうそう、チョーコー醤油の金蝶ソースをお取り寄せにて備蓄しました。あるとないでは大違い。

コメント

  1. RYO

    先週「尾張屋」さんで、冷やしきしめんを頂いて参りました。濃緑色のワカメの上に白ゴマがパラリ、千切りキャベツの下にレタスを敷いてドレッシングと麺つゆが混ざらないように、とボリュームだけでなく、盛り付けにも繊細な配慮がなされているんですねー。ますますファンになりました。

    吹く風に秋の気配を感じるようになりましたね。次回は私も、お腹を空かせてカツ丼に挑戦します。サカキさんも御身ご自愛くださいませ。

    • サカキシンイチロウ

      RYOさん
      あぁ、やっぱり冷やしきしめんも食べたくなっちゃう。
      友人を誘って分け合いながら食べるようなかつての普通が早く戻ってきてほしいですね。

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