小山の生そば、蘭州の牛肉麺

北関東で仕事を終えて、帰る途中にひさしぶりの小腹満たし。
小山駅の在来線上りホームにある「きそば」の生そば。久しぶりです。小さな店からもくもく蒸気が湧き出すように漂っていて、それと一緒に出汁の香りが鼻をくすぐる。今年一番の冷たい空気にこの光景はなによりゴチソウ。
駅の蕎麦屋はそこここにあり、けれどやっぱり駅そばといえばホームにあって欲しいもの。なのに都心の駅は混雑激しくホームの蕎麦屋はどんどん減ってる。こういう店を見ると自然と足が止まってお腹がなります。
コロッケそばを選んで食券買って手渡す。小さな店の中におばちゃん二人が立って、テキパキ蕎麦を茹でてチャチャっと湯切りして、丼に入れ汁を注いでコロッケ乗せる。ネギを山盛り、出来上がり。

ちょっと雑味のある汁です。イリコかなぁ…、後口にほんのちょっとだけ苦味が残りカエシの甘みと最後に節の酸味でキリッと幕をひく。
蕎麦は太めの色黒さんでちょっとムッチリとした嚙みごたえ。蕎麦そのものの風味よりも汁を味わう趣向の仕上がり。
なんと言ってもコロッケがおいしい。揚げたてじゃなく揚げおきで表面ちょっとしっとりしたのを蕎麦の上にのっけただけ。だから熱々、サクサクというわけにはいかないけれど、代わりにゴクゴク汁を吸い込む。衣はとろりととろけるようでカプッと齧ると中のじゃがいもも一緒にホロっと崩れて溶ける。甘くてなめらか。じんわり汁と混じって汁に甘味が溶け出していく。それもゴチソウ。オキニイリ。

 

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朝、東京駅の八重洲地下街を歩いていたら、蘭州牛肉麵のお店ができた…、って告知を発見。
神保町の行列店、「馬子禄牛肉面」の新しい店。
これは来なくちゃと思って出張帰りの東京駅から探して来てみた。
駅に隣接するオフィスビルの地下一階。緑色を貴重にして、どこかエキゾチックなムードの店で、先に注文をしてお金を払うスタイルなんだけど、その店頭に立っていたのがムスリムの女性。ヘジャブをまとってニッコリ笑う。
シルクロードの要所として栄えた地域でイスラム教徒の多いところ。厨房の中で働いている人たちのかぶった帽子や照明器具もイスラムっぽい感じがあって、本物感が漂っている。
注文してから麺を手延で作る店です。だから麺の形をいかようにも変えることが可能で神保町の店にいったときには3酒類だった麺の形は今日は9種類。一番標準的と言われる細麺を選んでたのむ。

表面いっぱいのパクチーに薄切りの茹でた牛肉。麺はエッジがきいていて歯切れ感がなんとも痛快。手延だから太さ、厚さが不揃いなのが食べるところで食感、喉越し、コシがまるで違って感じる面白さ。
なによりすばらしいのがスープのおいしさ。牛骨スープに香辛料がたっぷり入ってコクがある。脂は控えめで味がしっかりしているのに味わいさっぱり。後口がよい。
具材は薄切りの茹で牛肉の他に薄切りの大根。サイコロ状に切り分けられた牛肉とシンプル、けれど歯ごたえ多彩で飽きずずっと食べ続けられる。かなりの量の麺に徐々に熱が入ってやわらかくなり膨らんでくる。それもたのしくあっという間にスープも含めてお腹の中に収まっていく。
冷たいお茶が大きなグラスにたっぷりやってくるのだけれど、飲んでしまうとせっかくのスープの薬効が薄まりそうで、飲まずに我慢。それでも口に負担がかからぬおゴチソウ。体がポカポカあったまり、寒い夜にはありがたい。

 

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