青山路地裏のニューヨークピザスライス2

昼、ひさしぶりにピザスライス。ニューヨーク式のピザレストランという、今まで日本にあるようでなかったコンセプトで代官山に開業した。その二号店。
青山の裏通りのアパレルビルの地下一階。いろいろ感心させられる工夫に溢れた店です。
まず店へと誘導する階段脇にアルファベットと数字だけで構成されたメニューボード。レギュラーのピザスライスが390円…、ということなんだけど、3と9の間にピリオドが打たれるだけでまるで3ドル90セントのように感じる。オモシロイ。
地下に入ると金網で店がすっかり囲まれていて、どこかニューヨークのアンダーグラウンドクラブのような雰囲気。こういうムードがいいのでしょう…、今や観光地の様相呈して次々人がやってくる。やってくるとまず写真を撮ってSNSで自慢するんでしょう。確かに日本離れした店。そして商品。

大きく焼いたピザを8等分にスライスし、ストックしておく。
注文が入ったらそれをオーブンの中に放り込み温め直して提供する…、というのがここのスタイル。ニューヨーク的。
待たずに食べることができる忙しい街の工夫の料理。
運が良ければ正真正銘、焼きたてのピザにありつくことができたりもする。

そして、なんと今日がそういう運のよき昼。ペパロニピザを注文したら、オーブンの中から焼けたばかりのピザが出てきて見ると表面、グツグツ沸騰して仕上がっていた。そこから一枚。8分の1サイズだけれど十分大きく、お皿の縁からはみ出していてズッシリ重い。イタリアピザに慣れた目には薄く見えるけど、それでもズッシリ重たいところにウットリします。クラムチャウダーとピンクレモネードソーダをお供にもらって昼ご飯。

どちらも紙のカップに入ってやってくる。
ちなみにピザをのせたお皿も紙の皿。ストリートフード的な気軽な感じをわざわざアピールしたいのでしょう。
中に入った料理がワカワカしく見えるところがオモシロイ。

紙の器に入れてしまうのが勿体無いほどクラムチャウダーは具だくさん。
玉ねぎ、じゃがいも、ニンジン、セロリ。
どれもザクザク不揃いに切られてて、勢い良く作りました!って感じがゴチソウ。アサリもタップリ。スプーンですくうと必ずもれなく一個や二個、アサリが入ってくるのがウレシイ。

粉を使わずサラサラ系。じゃがいもの澱粉だけでほんの少々とろみがついててスルスル口に入って野菜がホクホク壊れてく。ピンクレモネードは炭酸分が強くてしかも酸っぱい。アメリカのどこか間抜けなレモネードとは違って日本のレモンスカッシュを一層酸っぱくブクブクに仕上げた感じがオキニイリ。

テーブルの上に置かれたオレガノの容器の蓋がゆるんでて、パパッとふったら蓋がパッカン。オレガノばっさり。びっくらこいた(笑)。
途端に香りがアメリカになる。
トマトの酸味、甘みに旨みが自然にまとまるトマトソース。いたずらにおいしくしようとするのでなく、そっけないほど自然な味で、チーズやペパロニの旨味や風味が混じって味が完成していく。食べれば食べるほどお腹が空いてくるような味にウットリ。
生地は硬めです。ザックリ歯切れて顎をガツン!と打つような力強さがイタリアンピザとは違った食感。高温のオーブンの中底の部分がバリッと揚がったように焼かれてて、ソースやチーズをしっかり受け止めおいしくさせる。食べてるうちに自然とピザを折りたたむようになってく。二枚重ねになったピザの存在感ある噛みごたえ。噛んでるうちにゆっくりとろける。指に移ったピザの香りもニューヨーク。

 

 

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