寿司食べて〆にピーナツバターサンドイッチ
渋谷で仕事を終えて昼食。ひさしぶりに天下寿司に来た。
来るたびインバウンドさんが増えてきている。チェーン店というわけでなく、派手な広告やソーシャルメディア対策をしているわけでもないのに人気が湧き上がるように出てきてる。昔ながらの寿司がベルトの上を流れるスタイルもいいのでしょうネ。ボクも好き。
いつものようにエビとイカからスタートします。
むっちりとした噛み応えがたくましいエビ。加水などせず、だからエビそのものの食感、味わい、香りをたのしむことができる。イカはなめらか、ハリもある。どちらも甘くてうっとりします。今日は貝類の品揃えが少々貧弱。ホタテの紐を選んで食べる。丁寧に仕込んだ紐はパリパリしていてホタテの柱とまるで違った食感、味わい。捨てられないで良かったネ…、ってしみじみ思う。

そして〆鯖。きっぱり酸っぱく甘み控えめ。
鯖の持ち味を邪魔せぬ仕上がり。
脂がのって噛めばとろける。
ここのシャリは人肌というのが売りで、シャリの温度で鯖の脂がとろけていくのがたまらない。
ガリを乗せれば辛味、酸味で風味が整う。おゴチソウ。
マグロ三貫が流れてきます。
インバウンドさんはマグロ好き。昔は注文してから握ってもらうネタだったのに、最近は頻繁にベルトを流れてくるようになりました。大トロ、中トロ、赤身で三貫。甘みと酸味のバランスがそれぞれ違い食べ比べするのがたのしい。ワサビをたっぷり乗っけて食べる。
筋子の手巻きを食べて〆。お腹がほどよく満ちました。

カフェベローチェでお茶にする。
最近、いつもにぎやかで、特におやつどきにはご近所シニアの社交場のようになってる。
広くてしかも一階フロアに席がたっぷり。
バリアフリーなところがシニアにいいのでしょう。
ただ寒い。
冷房がビシバシ効いてて、シニアさんたちは軽く羽織るものを持ってくるほど。
地下鉄なんかも寒いもんなぁ…、歳をとったと感じる瞬間。
入り口近くの外気がときおり入ってくる席がオキニイリ。甘いサンドイッチをアイスコーヒーのお供にもらう。
ストロベリージャムサンドイッチとピーナツバターサンドイッチがショーケースに並んで置かれてる。
どちらも160円で両方たのんでも320円。大人買いをしない理由がない価格。ショーケースから取り上げて手に持ち注文の番を待ってたら、お店の人がカウンターから出てきて、お皿に乗せて差し上げましょうってサンドイッチを持ってった。やさしくされるとうれしくなります。
ピーナツバターのサンドイッチは好きじゃない。甘くてペットりしているだけで情緒に欠ける。甘酸っぱいフルーツジャムと一緒に食べて、はじめておいしいピーナツバターのサンドイッチが出来上がる。
本当はブルーベリー。それもジャムじゃなくてジェリーの方がピーナツバターをおいしくしてくれるのだけどわがままが過ぎると叱られてしまいます。
それぞれを一枚剥いでくっつけ直してストロベリーピーナツバターサンドイッチに仕立てて食べる。中身たっぷりのと中身少なめのにするのとパンと中身のバランス違いで味の印象が変わるのね。
ボクはパンの塩気や風味をたのしめる具材薄めの方が好き。
甘くてしょっぱく、酸っぱくもありピーナツの苦味が旨味をひきしめる。五味が見事に揃ったゴチソウ。アイスコーヒーを一層おいしく感じます。






