安く売る店、売りたい値段で売れる店

午前中、家で仕事をすることがあり、それで近所で朝ご飯。バーガーキングにやってくる。
そういえば昨日の朝はマクドナルド。朝ご飯を気軽に食べる場所がどんどん減って来ていて、気づけばハンバーガーやコーヒーチェーンが一番便利な場所になっているのが少々切ない。
外食産業。体力があって何がなんでも売り上げをほしい会社はみんな営業時間を長くする。けれど人手不足の中にあって品質守って売り上げよりも利益を優先すると営業時間は短くなっちゃう。
営業時間を省こうとすると今のところ朝の時間が一番で、でも社会はどんどんシニア化していく。
夜より朝…、って気持ちの人がこれからどんどん増えてくはずで、今日もおじさんおばさんたちのグループが交流会のような集いで盛り上がってた。ちょっと強欲そうな集いでちょっとドキドキするけど、ニギヤカなことは悪くないコト。

ホットドッグで朝食とする。
最近は2人でくることが多い店。ひさしぶりに一人でくるとトレーの上のさみしいこと。
細くて小さなホットドッグの包み紙。
喉がちょっと乾いて感じてたのんだアイスティーもスモールサイズは本当に小さい。
かつてならばホットコーヒーを入れるカップとほぼ同じ。
やって来たときにすでに氷は半分溶けてサラサラさみしい音を立ててた。
ハッシュブラウンも小さくなった。
マクドナルドのハッシュブラウンのように、サイズは保っているけれど混ぜ物をしてじゃがいも揚げ団子のようになってしまったモノと違ってサクサク、カリカリ、そしてスベスベ。食感はよくて、それはよし。
でも安く売ることが目的になってしまっているからでしょう…。

サイズが小さくなっちゃった。セットに無理やりつくものじゃなくて、頼みたい人だけがたのむ商品だから、少々高くても納得できるサイズの方がいいのになぁ…、って思ったりする。
外食産業の今にあって、大切なのは違いが信じ合うことで、お店の人がお客様を信じることができればいいし、お客様もお店のコトをもっと信じる気持ちを持てばみんながたのしくなれるのに…、って思ったりもする。それが一番むつかしいことって思うとため息。悩ましい。

ホットドッグは好きな味です。ソーセージの味で食べさせるのでなくあくまでケチャップとフレンチマスタードを味わう料理。アメリカ的な料理です。
ドッグロールはふっかりしていて、そっけないほど味がなく、ムチュンと歯切れるソーセージもパンと一緒になってねっとり、たちまちとろける。顎を使うにあたって10回以内で口の中身がみんなとろけてなめらかになる。ジャンクだなーってしみじみ思う。
それにしても次おこしのときに使ってください…、と手渡されたクーポンが充実していていろんなものが安くなってしまっているのにちょっとビックリ。お客様と従業員がどちらも喜ぶために設定されているのが定価のはずで、それを平気で値下げする。誰が責任とってるんだろう…、って思ってしまう。不思議なり。

打ち合わせのため新宿に出て、珈琲貴族エジンバラにてコーヒーを飲む。
これからの飲食店の理想の形のひとつを感じるいいお店。原価の安いコーヒーを、自分の売りたい値段で売ります。しかもそれがお客様が払ってもよいと感じるギリギリ高い価格で売りきっている。
値引きするコトなく、過剰なサービスをすることなく。唯一のサービスがあるとするなら売り物のコーヒーを目の前で注いでくれることと笑顔と元気な挨拶。お客様はそのコーヒーを片手にたのしい時間を思う存分たのしみ時間をのんびり過ごす。
ここにはどこにも無理がなく、誰も窮屈と感じぬのびのびした空気があって、しかも休まず24時間、そのご機嫌を保ってる。今一軒、好きなお店を差し上げます…、ってもし言われたら迷わずこの店。そう、思う。

 

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