天丼食べたらパフェにしよ
「あの天丼をそろそろ食べたいよぉ」ってお腹の中のタナカくんがおねだりするから天一に来る。
伊勢丹の食堂街の中の一軒。
いつものんびりした雰囲気で、ピークタイムがはじまる前ということもあったのでしょう…、天井の高いのびやかなる空間を独り占め。ホタテや蟹、冬野菜を贅沢に使った季節素材の天丼もございますというのだけれど、いつもの特製天丼「松」を選んでたのむ。
蓋付きの大きな丼。しじみのお椀にサラダに漬物といつもの顔ぶれでやってくる。
なにをおいても「蓋付きの丼の蓋をとる」という儀式にいつもウットリします。何度も食べてる天丼だから、中に何が入っているのか承知の上ではあるけれど、ワクワクドキドキ。蓋を開けるにしたがっておいしい油とタレの香りが、花を開かすように漂い鼻をくすぐる。お腹がグーッ。
最近、昔のように食べられなくなっちゃったからご飯は少なめ。
その分、天ぷらがぎっしり肩をよせあってご飯の上にのっかっている。
才巻海老が2尾にアスパラガス。
椎茸の傘の内側に、エビのすり身をぎっしり詰めた椎茸真丈。
キスに穴子に小エビのかき揚げ。
ずっと変わらずこの組み合わせ。そしてずっとボクが椎茸真丈を2個食べて、タナカくんが穴子の天ぷらを2本食べてた。
ここの穴子は分厚くて脂がのってて申し訳ない…って恐縮する彼に、いやいや、椎茸の厚さもなかなか。食べられないってもったいないよって言って笑った。1人で食べる天丼の穴子のおいしいコトに今更ながら、おいしかったんだなぁって思ってなつかしむ。
今日の才巻海老はいつも以上にプリッとしていてしかも甘くておいしかった。尻尾もカリッと見事に揚がり、それで最後はエビの天ぷらで〆ようと思いながら次々お腹におさめてく。ねっちりとしたキスを食べ、穴子も食べて小エビのかき揚げとエビの天ぷら一尾を残してひといき付きます。
ここのサラダは本当においしい。生姜味のドレッシングが独特でこれだけ丼で食べたくなるほど。刻んだ青菜に柴漬け、たくわんと漬物もいつもかわらず変える必要のない組み合わせなんだろうなとニッコリとする。
ご飯もかき揚げもお腹におさめ、しじみの汁のしじみの実まできれいに食べて、最後にエビの一本を食べたくわんで丼拭って今日はおしまい。おいしかったネ…、って言って席を立ちました。
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天丼の〆にプリンじゃなくてパフェにしようか…、と高野フルーツパーラー本店の地下の「パフェリオ」。
カウンターだけ、パフェだかという専門店で桃のパフェがおいしげだった。夏の桃のようにはやわらかくて甘くはないんですけど、香りは最高なんですよ…、っていうから試す。
グラスの底に桃のピュレ。ソフトクリームをしぼって桃のジェラート、それから桃をたっぷり飾り付けてる。
ツルンとなめらか。サクッとほどよい噛みごたえ。
十分甘くてたしかに香りが華やかで軽い渋みと酸味がおいしい。
シャリシャリとした口溶けのよいソフトクリームとの相性もよく、あっという間にお腹に収まる。
プリンだけじゃなくてたまにはパフェも食べにこようね…、って思って帰る。オキニイリ。
サカキさん
天一さん、大好きです
伊勢丹のお店は行ったことないですけど
桃のパフェ うっとり、素敵です
パフェにはアイスじゃなくてソフト派です
また明日行ってしまいそう 笑
チキタンさん
天一さんの中でも伊勢丹のお店はおいしく感じるんです。天丼を食べるなら伊勢丹のここですね。
サカキさん こんばんは
タカノのカウンターパーラー大好きです。上のテーブル席パーラーではアイスクリームだと思うのですが、ここのソフトクリームがフルーツに良く合っています。長居は出来ませんが行きたくなりますね。
先日、サカキさんの大庵のblog読んで、お蕎麦食べたくなり久し振りにランチに行ってみたらクローズの札がー定休日でも無かったのですが。今HPみたら、新型コロナ緊急事態宣言中皆様従業員の安全の為暫くお休みしますと~
宣言開けには訪れることができるといいのですが。
パステルさん
そうなんです。大庵さんは休業中。
ボクも鴨南蛮を食べるなら大庵と思って来てみたら店頭に休業の張り紙が貼られていました。
大庵さんはあのビルを所有されてるので、不完全な形で営業をするのなら休業してしまえということになったのだと思います。
早くいろんな心配事をしないで、食べたいものと食べたところで食べたいときに食べられるようになるといいですね。
たくあんで丼をぬぐう、、っていいですね(笑)
作った人に一番喜ばれる食べ方です。
丼って最後にご飯の粒々が残ってしまい、神経使って始末しがちです。。。
私も真似しようと思います。
よおぜふさん
禅宗のお坊様はお茶とタクワンで器をキレイにして食事を終えると聞いたことがあります。
料理を作ってくれた方。お米を育ててくれた方。
感謝すべきいろんな人たちがいて、はじめて食事ができるんだ…、ってしみじみ思います。