大河原

仙台で仕事を終えて在来線にて南に降りる。「大河原」という駅に到着。折からの風が強くなり冷たい雨が降ってきました。冬の夜。
「なだ万」という地元密着の和食のお店で食事をしながら情報交換。
麦焼酎のボトルとお湯の入ったポットをデンッと置き、お湯割りにしてグビグビ飲んで腹の底からあったまる。
お供にあれこれ。まずはもずくをお腹に収め、そこから刺し身。
イカにエビ、タコにサーモン、マグロに鯛、鯖にカンパチ、ホタテにヒラメとどれから食べようと箸が迷ってワクワクします。まずは刺し身を見ながらグビリ、タコを奥歯で噛みながらグビっと言ってたのしく笑う。
もっと笑ったのがココでもたん焼き。さすが宮城県の夜であります。こんがりやけてこれもおいしい。なんと今日は朝昼晩と牛たんとなる。オモシロイ。

お湯で割った焼酎でお腹がポカポカしてきたところに、木綿豆腐の冷奴。甘めの醤油ダレをかけつつ食べるとコレがなんともおいしい。温まったお腹の中に冷たい豆腐がやってくる。口から喉、そしてお腹にと豆腐が徐々に動いていくような感じにニッコリ。
冬に湯豆腐はよくあるけれど、冬に焼酎のお湯割りであったまりながら冷たい豆腐とはなんと贅沢。粋かもしんない(笑)。
分厚いエイの生のヒレをカリッと揚げたヒレの唐揚げ。表面ザクザク、中はプルプル。ゼラチン質が唇ねっとりさせながらとろけて消える。またグビリ。
バター醤油で鶏もも肉のぶつ切りを炒めた料理は、ニンニクたっぷり。醤油がベースの料理なのになんだかイタリア料理を食べてるみたいな感じがするのがオモシロイ。なにより会話がたのしい夜です。夜更かしす。

 

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一晩あけて朝ご飯。
前日の夜は炭水化物をほぼ取らず、お湯割り焼酎でお腹が満ちた。
だから腹ペコ。
チェーンホテルではない地元ホテルの朝のバフェ。
おばちゃんたちがニコニコしながら働いていて、バフェの料理も家庭的。どれもやさしく、特に野菜がたっぷり。
健康的な朝の景色にニッコリします。
特に目を引く「神馬草(ギバサ)」の器。アカモクという海藻を刻んで出汁とあえたもの。トロトロトゥルトゥル、ほどよく糸引きなめらかさ。それをお鉢にたっぷりいれて、お皿に千切り野菜をメインに並べる。玉ねぎ、ニンジン、キャベツと三色。鶏の唐揚げを一個のっけて、八宝菜に目玉焼き。

八宝菜とはいえ、メインがなると。
普通のなるとの白赤逆転しためでたい姿に思わずたっぷり。
フカフカとしたなると独特の食感を堪能します。

生卵がバフェに置かれてた。
あぁ、食べられないなぁ…、と思っていたら、お焼きしますよって言われてたのむ。
ヒックリ返して焼いてください…、っていうと白身はしっかり焼けていて黄身は半熟。
いい感じ。

少な目御飯に大根おろしと鰹節。ほんのちょっとだけ醤油を垂らしてザブザブ食べる。昨日のお酒で未だほてった感じのお腹がひんやり、とても気持ちいい。辛めの麦味噌の味噌汁にワカメをぶち込み体を潤す。
外はみぞれ混じりの雨でござんす。冬景色。

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