大晦日

今日は朝から大忙し。新年をむかえるための準備をあれやこれやとしなくちゃいけない。特に年越しそばの天ぷらを買うのに長い行列覚悟の買い出し。家に帰れば掃除の仕上げに夜の準備とまた忙しい。それでランチはお弁当。

浅草今半の二段重ねのすきやき弁当。同じ本店をルーツとする人形町の今半が、すき焼き・しゃぶしゃぶの高級店として有名だけど、弁当となると浅草今半。浅草今半のお店自体には一度行ったきりだけど、お弁当は本当によくお世話になります。オキニイリ。
二段重ねで玉子や豆腐、葛に野菜にすき焼きの肉。肉が薄切りで口の中でホロホロとろけるように崩れる食感がご飯と相性抜群。冷めているのに舌に乗せると、舌の温度で脂がじんわりあったまり甘みを感じる。甘み控えめで割り下の醤油の風味が香ばしい。この味付けでこの肉の薄さだからこそのおいしさなんだ…、と思うと納得。お店のすき焼きをただ弁当にしたわけじゃない工夫を感じる。オキニイリ。

ちなみに代々木に「代々木今半」ってお店がある。
人形町の今半の暖簾分けという店で、他の今半とはまるで違ったオリジナル。
メニューも違うし、なによりおいしくたべ手もらおうという工夫がステキなたのしいお店。
近々行こうか…、って思いながらパクパク食べる。

おかずに玉子を焼きました。
みりんを使って甘くして、こんがり焼いたご家庭味の卵焼き。お弁当の中にも煮玉子があって、そちらはむっちりとした食べ心地。一方、こちらはふっくらためらか。玉子って調理方法でこんなに味わい、食感が違うところがオモシロイ。

それから崎陽軒のシウマイ食べる。
シウマイ弁当にしようかどうかちょっと迷った。シウマイもおいしいけれど、カジキマグロの煮付けや甘いたけのこ、杏。ご飯もおいしくかなり迷いはしたのだけれど、年末を寿ぐ意味ですき焼きにした。
でもやっぱりシウマイを食べておきたく、それでシウマイだけを買う。芥子の袋をピリッと破り、全部にきれいに搾ってやろうと思って初めて、最後の一列を残して足りなくなっちゃった。まぁ、それもよし。2つの味をたのしめるからと笑って食べる。大掃除。

そして夜。紅白歌合戦の実況中継をしながら食事。手間のかからぬものをということで鍋にしました。カニの鍋。
まずはタラバの腹の部分を鍋に沈めて、昆布の出汁でクツクツと炊く。一緒に白菜。青いネギとちょっと変わった紫色のネギを入れ、絹ごし豆腐を上にのっけて蓋をする。湯気が出てきてお鍋の中のかさが減ったらタラバの爪と足をいれてクツクツ、むしゃむしゃ。タラバの足のふっくらとしてみずみずしくて、しかも甘くて旨味の強いことにウットリ。
ズワイの足を食べやすいようむき身にしたのをどっさり用意。生のままでも食べられるのを軽くしゃぶしゃぶして味わった。

紫色のネギを煮込むとスープに色がうつってすべてを紫色に変えていく。
エノキなんて青色になってなんだか食べていいのかどうなのかわからないような姿になった。
それがちょっと残念でした。まぁ、しょうがない(笑)。

お供に押し寿司。
近所の「八竹」さんで予約していたバッテラ、エビに穴子に茶巾。昨日までは通常営業。今日一日は事前に予約をしていた分だけ作ってもらえるという。
それで一ヶ月前から予約をしていたモノ。

キリッと酢〆になった鯖。薄切りにした昆布もクニュっと前歯では切れてスベスベ口を撫で回す。
分厚いエビはむっちりと。こんがり焼けた穴子はパリッと、表面揚がるように仕上がり食べてるうちにシャリと混じってポッテリとろける。
空気をタップリ含んで焼けた甘い卵焼きでくるまれたシャリがパラッと口の中でほぐれて散らかる。夜がたのしく更けていく。

それにしても今年の紅白歌合戦の歌合戦といいながら、「歌」の部分がおざなりで、それ以外の小ネタや小芝居ばかりに力がはいっているところに、いい番組を作るということと、視聴率を取りたいという願望が同じところにないというコトをしみじみ感じて、少々、頭がクラクラしました。

年越しそばを茹でて食べます。中野新橋にあるオキニイリの製麺所の生そば。タップリのお湯で茹でて水でキリリと〆る。
一緒に合わせる天ぷらは、今日一番の仕事の成果。朝一番で百貨店の天ぷら売り場に突入し、買ったえび天、穴子天。ホタテとエビのかき揚げとどれもいつものオキニイリ。別の百貨店の売り場にいくと、今日はえび天だけですなんてけちくさいコトをいうのでワザワザ、ちょっと足を伸ばして買ったこれ。
売り場全体が殺気立ってて、これもひとつの年越し風景って思って笑う。
クリスマスイブにケーキを食べる習慣がある。ならばニューイヤーイブにもケーキを食べなきゃって、トップのチョコレートケーキをかってブルーベリーで飾って食べる。良き年越しになるといい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。