夏祭りの昼と夜

土曜日の昼。峨眉山にくる。
四谷三丁目の夏祭りが今日から明後日にかけて続く。
町も祭りの準備が着々、できはじめてる。明日はお神輿もでるというので、町の人たちがやってきてあれこれ明日の打ち合わせ。今日もニギヤカ…、お腹も空いた。
まず麻婆豆腐の定食たのむ。辛さが普通、中辛、激辛、超激辛と4段階。いつも激辛。
かつてはかなりの辛さだったに違いなく、けれど今となっては普通に辛い程度の辛さ。激辛と言うにはやさしくオキニイリ。
ひき肉がたっぷり入ってぽってりなめらか。豆腐は崩れて麻婆豆腐というから豆腐料理かと思うとさにあらず。挽き肉料理といっていいほど肉肉しい。ご飯に漬物、小鉢にスープでひと揃え。山椒の粉が別の器にはいってきて、それをパラパラ。しびれを足した。

それにしてもなんで人って、辛い料理が好きなんだろう。
食べ続けると舌の痛くなって汗かく。
そこに痺れが混じると、味を感じなくなるほど痺れてくるのに、それをおいしいと感じてしまう不思議。
しびれた舌に水がとろんと重たく、しかも甘く感じる。
オモシロイ。

今週の料理で気になったのが牛肉とブロッコリ、マコモダケと青唐辛子の炒め物。名前の通りの組み合わせ。基本の味はオイスターソースで、唐辛子の辛味がビリビリ、舌を刺す。油通ししたブロッコリはほろほろ崩れ、むっちりとした牛肉の歯ごたえ上等。味わい深い。

いつものオキニイリ、五目焼きそばを二人でわける。豚肉、鶏胸肉に白身魚。たけのこ、きくらげ、にんじん、青菜と具材はたっぷり。極細の麺は蒸して多めの油で焼いてところどころをパリパリさせて仕上げたモノ。そこに醤油風味のあんがからんでとろけるおいしさ。
今日の惣菜は千切りにしたきゅうりと山芋をあえて出汁をかけたもの。味の強いメインの料理で疲れた口をすっきりさせる。大根の醤油漬けはいつもの漬物。パリポリ、おいしいオキニイリ。
杏仁豆腐にはスイカが入っておりました。夏のゴチソウ。お店を出てドトールコーヒーに行ってヨーグルンを食べてお腹を冷まします。

 

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夜は家で料理を作る。
まず炊き込みご飯。ささがきゴボウに油揚げ。2時間ほども浸水させたお米に味醂と醤油と出汁で味を整え土鍋でたく。風味付けにと実山椒をパラリと加え、オリーブオイルを少々たらす。
炊きあがったところで蓋を一旦とって小柱パラリ。再び蒸して出来上がり。オリーブオイルのおかげで米粒一つ一つがパラパラたけて風味も豊か。実山椒がときおり潰れて、奥歯のまわりに痺れが走る。
ワサビをすって炊き込みご飯にのっけて風味を明るくし、茄子の煮物をおかずに選ぶ。
活きた車海老が安く売られてて紹興酒蒸しにしてパクリ。甘くてムチュンと歯ごたえもよく、夜もゴキゲン。風呂にする。

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