日曜の朝のかなしかったコト、たのしかったコト
西新宿のオキニイリのホテルバフェで朝にしようといそいそでかけた。
薄切りにして揚げるように仕上げたベーコンがサクサクジュワッと口の中で壊れる食感を、ずっと口の中に感じてワクワクしながらロビーに入った。
そしたら残念。週末だけはやってたバフェも今はお休み。
でもアメリカンブレックファストをベーコン山盛りでお願いすればいいやと一人で外からやってきた旨をレセプションの女性に伝える。
答えはつれない。
「あいにく宿泊者の方で混み合っておりますので、外来の方はお断りしているんです」…、と。
みれば客席はガラガラです。「混み合っているようにはとても見えないのですが」といえば、空いている席もランチの準備をしなくてはならないものでとまた嘘をつく。だってランチまでまだ2時間以上あるのですもの。
「お邪魔のようですから帰ります」と言うと「はい」と答えてお辞儀すらせず。そこは「はい」じゃなくて「申し訳ありません」だろうと思った。どうなんだろう。
少ないスタッフでやっている。部屋を売ったときに約束した分の朝食はいやいやながら提供するけど、余分なことはしたくない。なるほどここはインスタ映えするケーキバイキングで小遣い稼ぎをする店になったんだなぁ…、とさみしく思った。
多分二度と来ないだろうなぁ。好きな店をこんな状態にしてしまうコロナが憎いと思うことにする。
気持ちを変えてシズラーに来た。
週末は朝からバフェをやっている。メインディッシュがつかない分2000円しない程よい値段の野菜バフェ。
お店に来たらこれがにぎやか。7割方のテーブルが埋まってました。それもファミリー客が中心。
西新宿はただのオフィス街と思ったら大間違い。ビルの下が大きな駐車場になっているから、郊外に住む人にとって車移動で便利な場所。だから魅力的なコンテンツを提供すれば人が遠くからでも集まってくる。
人が集まるバフェは自然と状態がよくなるものです。野菜はみずみずしくて目にうつくしく料理もきれいに整っている。チーズトーストを一枚もらってブロッコリーチャウダーで朝のお腹を温める。チーズトーストをおいしく食べてやろうとアボカドペーストに崩したゆで卵、オニオンスライスをマッシュしてたっぷり塗ってアボカドトーストにしてたのしんだ。
朝の時間にはスクランブルエッグが用意されてる。
ご飯をお皿に盛り付けてスクランブルエッグをのっけてトマトソースを流す。
スイートコーンや枝豆で彩り添えてベーコンビッツをふりかけオムライスみたいにして食べる。
バターをたっぷりふくませ焼けたスクランブルエッグはこの上もなくなめらかで、まるで飲めるような食べやすさ。
朝だからこういうハイカロリーもいいよね…、ねなんて思ってパクリ。
当然サラダもいつものように。アルファルファをまずたっぷり。最近キュウリのみずみずしさとカリコリ砕ける食感が好きでそれもたっぷり。シュレッドハムにヤムウンセン、カニカマサラダとあれこれ並べる。
アルファルファにグリーンゴッデスドレッシングをぽってりかけてアルファルファのモサモサ感をなめらかにした。乾いた感じのリングイニがなぜだか好きでトマトソースにタコミート、胡椒で味を整え食べた。腹いっぱい。
ここはいつも1980年代のアメリカンポップスがBGM。グレンフライにダイアナロスにマイケルジャクソン。ボビーコールドウェルにスティーリーダンとこの時代はポップミュージックの黄金時代。そも時代の人たちがほとんど全てをやり尽くしているから、そこから後の人たちはそれと違ったことをしなくちゃいけなくなるから大変だろう。料理の世界もそんな感じがしたりする。
タナカくんが大好きだったコーラフロートを作って〆やっぱりサクサクの薄切りベーコンを思いっきり食べたかったなぁ…、って思って店を後にした。
朝に嫌な思いをすると1日が台無しになる気がして、本当に残念ですね。宿泊客以外は断っているのかと思ってそのホテルのサイトを見てみましたが、「朝食混雑時はご宿泊のお客様を優先でご案内させていただきます。混雑時にはお待ちいただくことがございますこと予めご了承ください。」とあり、そのレセプション係の対応は公式サイトと齟齬をきたしています。なんらかの事情があってのことだとは思いますが、お客様に不快な思いをさせることになんの違和感も持たないのであれば、そのような仕事に就くべきではないと思うのですが...ともあれ、アンラッキーな出来事だったと思って「忘れる箱」にぽい、としまう他ないですね。
それから、誤字の揚げ足取りがあるようですが、そんな小さなこと、ほとんどの人は気にもしないはず。それよりももっとスルーできない間違いが世の中には溢れていますから。サカキさんはいつも通りに発信してください。楽しみにしています。
miatamoreさん
今の時期、ホテルは大変だと思うのです。
宿泊客が減り売上激減。ほんのちょっとでも売上協力したいなぁ…、とも思ってかけつけた今日でした。
今まで一度もこういうことはなく、けれどここ数ヶ月。何度か融通の効かない不快な経験をしたことがありました。
もし感染予防の観点から宿泊者以外の外来者を断っているのであれば、正直にそう伝えるべきで、混雑していることを言い訳にすることは明らかに不適切。失望しました。
コロナ疲れはホテルの現場にやさぐれた空気になってさまざまな場面で不自然なことが起こり始めているのでしょう。
今日のことは忘れることにしようと思いました。
ただココロついた深い傷はおそらく永遠に癒えることはないと思います。信頼関係ってとてももろくて儚いものなのですね。
以前からずっとずっとサカキさんのバフェでの盛り付けのファンです!
いつも美味しそうにお皿に並べてられ、ワクワクするんですね。バフェに行った時〝見習おう🎶〟とやってみますが、失敗気味笑笑
今日も目からも美味しい頂きました!
mohamoraさん
バフェって料理がある場所だけでなくて食材が並んでいる場所。
そう思うといろんな楽しみ方ができるんですよね。
家で料理を作るときも、なるべくきれいに盛り付けるように心がけてもいます。盛り付けまで含めて料理ですものね。
他の方の投稿の返事とごっちゃになっちゃっていました。申し訳ありませんでした。
コメントどうもありがとうございます。
どんな時であっても、人を和ませたり笑顔をもたらせることができる。食の世界に携わる人は、責任重大だけど幸せ運び人だなぁと、日々感じてます。
サカキさんの文面からはいつも、提供くださるお店をリスペクトする姿勢が伝わり、日に三度の食事を粗末にしちゃいけない。と背筋を伸ばして口にする毎日。
そんな食事を心待ちにしている中で、心に針を刺される感覚を味わったお話を伺い、痛みが伝わりました。
幸せな仕事を全うできない人もいるんてすね。。
でも気を取り直しての色彩豊かな盛り付けの別店舗の写真。思わず、ブラボー!と叫びそうになりました。
近いうち、ご自身でカリカリに焼かれたベーコンをオキニイリのお皿にのせてアップした写真を見せていただけますように。
近づく七夕の短冊の願いの一つにします。
ツキミダンゴさん
今日は本当にさみしい朝でした。
もう忘れようと思いながらも、やっぱり忘れることができません。
いつも楽しそうに過ごされていた、素敵なマネージャー女性のいるホテルのバフェですよね。。。
ショックですね。
シズラーにてのお皿の上で完成のオムライスがおいしそう。
アイディアがいっぱいで、私も”見習”っています。
Leoccoさん
人が変わるとこれほどまでに対応が変わるのか…、ってびっくりしました。
よほどマネージャーの名刺を出してやろうかと思いましたがやめました。そこまでして食事してもたのしくないに違いないから。
おいしいものを食べたいという気持ちに応えてくれるバフェって本当にたのいしいですよね。
サカキさん今回は残念でしたね—。
ホテル業界がとても大変で、やっぱり若い方にストレスのしわ寄せが来て機嫌が悪いのかなあ、でも人が良ければ「折角来て頂いたのに、すみません」ぐらいは口から出るだろうしなあ、う~ん—なんて思いました。
誤字は、私は「今日の漢字テスト」と楽しみにしてる位です。
(え~と、でも今回アルファベットが—。始めのMiatamoreさんの御返事をMohamohaさんになさってる様な気がするのですが、お二人は別の方ではないでしょうか—?)
梅雨の折コロナも続き、サカキさんどうぞお体御自愛下さいね。
ボルテイモアのおかずさん
本当だ。miatamoreさんとmohamohaさんを同じ人の投稿と思い込んでいました。
早速、お返事出しておきます。
ありがとうございます。
良かった!
実は、気になっていて、miatamoreさんに申し訳ないような…。
さすが、ボルテイモアのおかずさん!
〝どうしようかなぁ〟って思う事をさらっと、言い方ってどれだけ大切かと痛感してます。
Mohamoraさん
皆さんで作っていただいているゴキゲンな場所。
本当にありがたいです。
Mohamohaさんサカキさん、どうも有難うございます。昨日は何となく、一日ニコニコしてました。
(アラカンならぬアフターカンで、私も見間違えをしょっ中しマス)
サカキさんと常連のコメンターさん方がお元気そうだと安心します。皆様どうぞご無事で、お元気でいらっしゃいます様に—。
ボルテイモアのおかずさん
いろいろとお気遣いありがとうございます。
ボルティモアのおかずさん、ご主人さまもお元気で!