四谷のグレース。思い出のカツカレー
ひさしぶりに信濃町の「グレース」に来る。
新宿一丁目のマガザンルージュってビストロがあるところにかつてあった喫茶店からはじまった店。朝早くからやってくれてて朝食営業がたのしかった。
ハムエッグの和朝食やアメリカンブレックファスト的な洋風セット。厚切りトーストやカレーなんかもあって重宝してた。ランチタイムには喫茶店的スパゲッティがあったりもして、閉店したときにはしばらくグレースロスを患った。
新宿一丁目のそのお店が信濃町に移ってオープン。ただ喫茶店ではなくカレー専門店に生まれて変わって今に至るというお店。
カウンターだけのスナックっぽい店の雰囲気がなんだか落ち着く好きな店。
ここのカレーはタナカくんが好きだった。朝からカレーを食べることもよくあってそれもしみじみなつかしい。ロースカツカレーをお願いし、当時の朝カレーにはスライスしたゆで卵がのっかっていた。それでそれもトッピング。

まずはサラダがやってくる。
素揚げした薄切りレンコン、レタスに千切りにしたニンジンと紫キャベツ。
スッキリとしたドレッシングと一緒に食べて、お腹の準備はしっかりできる。
そしてロースカツカレーが出来上がり。
大きなお皿の片側に軽く押し付けるようにして盛り付けたご飯。
ご飯を完全に覆うように大きなロースカツ。キャロットグラッセ、パセリがひと房。スライスしたゆで卵に刻んだパセリが彩り添える。
サラサラ系のカレーを残りの場所にたっぷり注いで仕上がっている。
カツは色黒。細かなパン粉をぎっしりまとわせこんがり揚がって脂の香りを甘く感じる。昔の洋食屋さんとんかつってこんな感じだったよなぁって思いながら、さて食べる。
さらっとしていてスープのような風合いで、ヒリヒリ辛い。唇は辛く感じないのね…、舌がどんどん熱くなりつねられるような感じが徐々に強くなってく。スパイスがしっかりカレーに溶け込んでいる証拠の辛さ。
でも辛いだけじゃなく旨味もしっかりあるから辛さをたのしめるのがありがたい。
ロースカツはザクッと歯切れる。肉はがっしり、歯ごたえがあり揚げた油や揚がった脂がカレーの辛さで一層甘く感じておいしい。
ひと口、そしてまたひと口。食べ続けると汗が頭にじんわり滲む。食べる運動をしているみたい。お水を飲むとお腹の中のカレーが薄まってしまうのがもったいなくって我慢する。






