四川担々麺1841で土鍋麻辣担々麺

映画を観たあと、夜食をしようと銀座東急プラザにくる。
銀座の街は案外早じまい。
特に週末は早めに閉めるお店が多くて、その点、東急プラザは全館まとめて宵っ張り。つるとんたんなんて明け方4時までやってたりして、9時を過ぎてもココにくればなんとかなるか…、って思えて便利。
ちなみにおやつどきに覗いてあまりの行列に断念してしまった根室花まると同じフロア。さすがに行列はないものの満席でした。繁盛店。熱々、辛辛の麺を食べたく「四川担々麺1841」というお店を選ぶ。真っ白で明るいファストフードっぽい造りの店に、シャンデリア的なるものがぶら下がる不思議な雰囲気。御膳房っていう四川料理の老舗レストランがやってるお店。

担々麺を中心に四川料理的麺料理が10種類ほど揃う。中でも売りにしているのが「土鍋麺」。
土鍋でグツグツしながら提供してくる料理で、日本のラーメン屋さんではあまりやらない提供方法。
日本において、ラーメンといえば=麺のコシを味わう料理であって、コシを損なうグツグツ状態が持続する土鍋調理は好まない。
でも、スープ麺を「スープ料理」として考える中国の人にとってメインのスープがずっと熱くておいしい状態にある土鍋料理は理にかなった料理なんでしょう。

土鍋麻辣坦々麺と、牛すじ土鍋麻辣麺をえらんでたのむ。
どちらもグツグツ、スープが沸騰しながらやってくる。
テーブルに届いた瞬間にすでに辛い香りが鼻をくすぐって、思わずくしゃみをクシュンとひとつ。結構、いきなり良くなっちゃいます。
担々麺も麻辣麺もスープはサラサラ。担々麺には胡麻ダレがたっぷりかかっているので担々麺的風味がしっかり伝わってくる。
あらかじめ煮込んだ肉の塊を包丁手切りで細かくしたのに豆苗、もやしと麺の中はとてもにぎやか。麺は細めのストレート。ハリとか芯とかコシとかがあるわけじゃなく、けれど麺全体がしっかりとした歯ごたえのある煮込めば煮込むほどスープを吸っておいしくなる麺。オモシロイ。土鍋麻辣麺の方はまるで牛すじ肉の四川風鍋。真っ赤なスープの中にきくらげ、レンコン、キノコにトロトロに煮込まれた牛肉。赤唐辛子の粉がどっさりのっかっていて、麺をたぐると咳き込む辛さ。

胡麻の風味で辛味がちょっと穏やかになる担々麺と違って牛すじ麻辣麺。
辛さが直接口に広がる。
酸味が辛味を抑えはするけど、山椒のしびれも強くて口全体が汗をかく。なのに牛すじ肉の脂の旨みを舌が感じて、食べはじめるととまらなくなる。
汗とまらない、なのに飲む手がとまらないとお腹がどんどん熱くなる。

口休めを兼ねたサイドが何種類か。
固めに炊けた白米は食べると口がひんやりとする。
甘いサラダドレッシングをかけたサラダも、その甘さゆえに口がほっとするのがうれしい。ザーサイを甘い中国醤油で煮た漬物は、八角の香りおいしくコリコリ歯ごたえもまた軽快。杏仁豆腐がついてくるのはうれしいのだけど、食べてるうちにスープが飛び散りせっかくの白に赤い斑点がついてくるのがもったいなくてハラハラしちゃう。

おつまみ料理をいくつかたのむ。四川風の押し豆腐は鶏がらスープで味整えて、最後はラー油で真っ赤に仕上げる。辛いのだけど豆腐がホツホツ、歯切れる食感がたのしくてコツコツ食べてお腹潤す。ハチノスのマーラー和えはフッカリとした噛みごたえがおもしろく、炒めた豆苗は口の中を洗ってくれるようなおいしさ。こういう料理を作っても上等な味がするのがさすが御膳防的か…、って思ったりする。
夜になるとここのお店に限らず館内すべてが、女性の姿で満たされている。かつて銀座の夜は男が回したもの…、今では女性が回す銀座は日本の象徴なのかもしれないって思ったりもする。そして寝る。

 

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