喫茶店、牛肉面に驚いてまた喫茶店

ひさしぶりにのんびり神保町をぶらつく一日。まずはコーヒー。
エリカっていう喫茶店が神保町の駅の近くにポツンとあります。数年前まではもう一軒、同じ名前のお店が水道橋の駅の近所にもあってそちらは事務所から近かったこともあってよく使ってた。
そこはずっと休業中。お店の造りはどちらもほとんど同じで、アルペン風とでもいいのかなぁ…、重厚な木組みの内装、テーブルに椅子。歳を重ねるごとに味わいをましていく。昔も今もずっと最上。これからも深み、渋みを出しながら最上の状態が続くに違いないと予感させるステキな店の雰囲気がいい。
コーヒーもらってのんびりします。やさしい味わい。甘くてスキッと酸味が軽い。お店に続々やってくる熟年紳士の後ろ姿も粋でござんす…、憧れる。

 

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のんびりしていたら昼時がくる。街をブラブラ歩いていたら「牛肉面」の看板発見。
「馬子禄牛肉面」と看板にある。
開店10分ほど前で、お店の前を掃除していた人に聞く。店の読み方は
マーズルーニューローメン。蘭州という中国内陸地域の料理で、当地では人気のチェーンの日本一号のお店なんだという。
ならば並ぼうとお店の前に置かれた椅子に座っていると続々、人が集まってくる。開店前には長い行列。開店と同時にあっという間にお店は満席。
運良く、厨房の真ん前の席に座って見てたら注文ごとにこねた麺体を伸ばして畳んでを繰り返し、麺に仕上げて茹でていく。メニューは牛肉面だけ。値段は880円。チャーシューやパクチーの追加が120円というのが粋で、半分くらいの人が追加で1000円払って食べていく。

麺は細麺、平打麺、三角麺と三種類。細麺選んでラー油多め、パクチー追加をさぁ、食べる。
透き通ったキレイなスープ。脂はほとんど浮いてなく香りは豊か。ビーフコンソメ的な甘い香りに混じって漢方薬のような香りが漂ってくる。まごうことなき中国的な匂いで飲むと体に力がみなぎる感じ。
茹でた牛肉も脂はなくてザクッと歯切れてホロリとほぐれる。牛肉独特の軽い酸味がさっぱりとした味わいを生む。伸ばして仕上げた麺は不揃い。硬さも若干ばらついて口の中が騒々しくなる。ところがそれも食べ続けるとやわらかさを増し、スープが麺の形をかりて口の中を満たす感じがとても独特。
日本のラーメンとはまるで別物。ハマってしまいそうな予感にドキドキしました。オキニイリ。

 

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それから食後にまたコーヒー。古本屋街の裏路地、まるで猫の通り道のような通りに面した「ミロンガ・ヌオーバ」。レコードから流れるバンドネオンの奏でるタンゴ。石畳の床、木造りの壁。
味わいのあるテーブルにストンと置かれたカップの中身はウィンナコーヒー。ホイップクリームがゆっくりとけて、カップに口あてコーヒーすすると、ビターで強いコーヒーがホイップクリーム一緒に連れて口の中へとやってくる。今ではこういうアレンジコーヒーを出す喫茶店が少なくなった。そういえばスターバックスのカフェモカなんてチョコレート味のウィンナコーヒー。古いくせして新しいのがウィンナコーヒーって思ったりした。癒やされる。

 

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