品川のアクアパークからアンナミラーズ

品川プリンスホテルの中にある水族館。アクアパークにやってくる。
前から来たかった水族館で、けれど品川という場所が生活圏のはるか外にある場所。それで今日の遠足のメインの場所のひとつとしました。都市型水族館でだからほとんどの部分が建物の中。入るといきなりメリーゴーラウンドや写真コーナーがあってファミリーが喜ぶ工夫があったかと思うと、暗い迷路のようなエリアにバーにソファと、大人のデートに対応もする。かなりマーケティングができてる場所にように感じてある意味感心(笑)。ムードあふれるクラゲコーナーは都市型水族館がどこも力を入れる施設で、ここもなかなかうつくしい。
それにしてもクラゲって、どこか不思議な魅力があって、クラゲに生まれ変わってみるのも悪くないかも…、って思わせる自由な姿にしばしウットリ。

イルカのショーがココのメインの売り物。
円形の深い水槽をぐるり囲むように客席。前から4列目まではかなり濡れてる。水しぶきがかなり盛大にやってくるからビニールポンチョを着ることを相当強烈に推奨される。
夏なら座ってずぶ濡れになってやるのに…、と思いながら5列目に陣取りショーの準備をします。

MCがいろいろ説明をするのだけれど、これがNHKのおかぁさんと一緒に出て来るおにぃさんの喋り方とほとんど同じでちょっと笑った。
もっとも平日のお昼時のメインの客層はお子様連れのファミリー客で、だからしょうがないかと思いもするけど、おじさん的には少々、気恥ずかしかったりするのであります。

ただショーそのものの充実具合はかなりのモノ。
イルカの賢く健気なコトに感心しつつ、その演技を一層見応えあるように水のカーテン、スモーク、ライトとかっこいいことこの上ない。
昔、こういうパフォーマンスを見るとどこか「見世物」だとか「曲芸」だとか、うら寂しさを感じさせるコトが多くて切なくなった。
けれどこれはまさに「ショー」。
イルカと人が手に手をとって感動的なパフォーマンスを紡ぎ出してる…、って感じがするのにウットリしました。オキニイリ。

決して広くはない館内を、迷路的に構成したり上に下にと立体的に展示スペースを配置したりと、飽きぬ工夫がされてる。
魚そのものを博物学的に説明するのでなく、海のムードを演出してる。
アクアパークって名前がなるほどしっくり来る場所だなぁ…、って感心します。

海の中ってボクらの世界とまるで違った世界なのに、どこか不思議となつかしい感じがしてくる。
海から生まれた命の中に刷り込まれている過去の思い出が蘇るのかなぁ…、って思ったりするのもたのしい。だから水族館は好きな場所。
とはいえ今日の水族館で一番盛り上がったのはコツメカワウソの展示スペース。池があり、枯木が植わってそこからチューブを伝ってあっちにいったりこっちに行ったり。ちょこまか動くかわうそを追いかけながら、あっちに行ったりこっちに行ったりを思う存分たのしんだ(笑)。

ペンギンの運動会をお子ちゃまたちとたのしむも、どのペンギンが勝つかをかけて不思議に激しく盛り上がる。
無邪気に応援をするお子ちゃまたちの純真に、申し訳ないような気がして、ちと反省。
大きなチューブの下でぼんやり。
いつもは見ない魚のお腹を眺めつつ、あぁ、あのアジは脂がのってて腹がキラキラしているなぁ…、とか、ノコギリエイの目が案外、陰険だったりするのにちょっとドキッとしたり、気づけば2時間。あっという間に過ぎていた。

水族館を歩いて歩いて、ちょっと疲れてアンナミラーズでお茶をする。
日本で一軒だけになってしまったかつての名ブランド。
かわいらしいユニフォームを着たいと、日本全国からアルバイト志望者が集まったほどの人気の店。健康的なお色気をふりまくウエイトレスさんたちは当時の学生たちの憧れの的。
ボクも学生の頃、広尾の店によく行ったもの。なつかしい。

当時を知らないという友人も一緒の来店。
ユニフォームは健在でした。
ミニスカートのかわいらしい制服に、ココ一軒だけになっちゃったのって本当に勿体無いネ…、なんてドキドキしながら後ろ姿を見てたんだけど、ふりかえった姿にちょっとびっくりしました。
かわいい顔のおばさまでした。
後ろ姿が若々してく、アメリカのコーヒーショップなんかにいそうな健康的な色気のある人。
もしこのコスチュームでなければ、もっと若々しくて魅力的な人なのに、罪作り。でも彼女の溢れんばかりの笑顔にキビキビした作業の仕方に、かつてのアンナミラーズを思い出させたりもしてくれる。もしかしたら当時のOGが今でも働いているのかしら…、と不思議な気持ちになっちゃった。

チョコバナナパイにアイスクリームを乗せてもらった。ポッテリとしたチョコクリームにネットリとしたバナナの味わい。しかも上にたっぷりホイップクリームがのっかり口を滑らかにする。
アイスクリームはハーゲンダッツ的でなくレディーボーデン的な味わい。バニラビーンズがポツポツ混じって、ちょっとゴージャスな味がする。
もう一種類はキーラームパイ。パイ生地の中にシナモンがたっぷり混ぜられていて、中のフィリングはライムの酸味がきっぱりしてる。甘くて酸っぱい。しかも香りがエキゾチックで、アメリカ的を堪能します。
小さなマグカップにブレンドコーヒー。おかわりねだるとすぐにもってきてくれて、昔は何度も何度もおかわりたのんだ。その度、かわいいウエイトレスさんに笑顔をもらってニッコリしたもの。いろいろなんだかなつかしい。

 

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コメント

  1. すうさん

    なつかしいーチョコバナナ!
    私は、自由が丘のアンミラ(と呼んでいました(^^♪)によく行きました。クラブハウスサンドも食べたかな。赤坂のお店が結構残っていたけど、もう1件だけなのですね。久しぶりに行ってみようかと思いました。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      すうさんさん
      首相官邸からほど近い場所にあったアンミラ(やっぱりアンナミラーズはアンミラですよね)は、ボクにとっての最後の砦のような場所でした。
      クラブハウス、朝食メニューのスクランブルエッグ。コーヒーもおいしかったし、ユニフォームばかりがクローズアップされてしまっていたけれど、使い勝手の良いアメリカ的なコーヒーショップとして良く出来ていた。
      一軒だけでもずっとがんばっていてほしいなぁ…、って思いますネ。

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