原宿のロースタリー。四谷三丁目の山星で焼肉

ひさしぶりの「ロースタリー」。
表参道から渋谷に向かって走る裏路地。渋谷川を埋めた暗渠の上を整備した通りで。表通りにはみかけぬ個性的なお店が並んでる。
緑も多くてウィンドーショッピングにぴったりなんでしょう…、インバウンドさんに人気の通り。隠れ家っぽい静かなお店だったここもSNSに惹かれてやってくる人たちでまるで違ったお店のようなにぎやかさ。
お店の一番奥にコーヒーの焙煎工場があって豆の種類が豊富に揃う。
どれを選ぼう…、って思って「冷たくして飲むとおいしいのってありますか?」って聞いたのね。
そしたら「ミルクと一緒に飲みますか、それともストレートで?」って聞いてくる。なるほどたしかに冷たくして飲むだけでは不十分。ストレートでスッキリ味わおうと思います。それからチーズケーキがおいしそうだから、それと一緒に…、って言ったら「ケニア」の豆がいい。苦味が深くて酸味がスッキリしているからというのでそれで作ってもらう。

しばらく待ってアイスアメリカーノができあがる。
一緒にたのんだチーズケーキはバーガーペーパーにくるまれて。拍子木状の形で頑丈。お皿もフォークも使わずたしかに食べられる。開いたバーガーペーパーがお皿の代わり…、合理的。
そのまま齧ってもよかったんだけどひと口大に割ってみる。大きくしたり小さくしたり、大きな塊を縦に割ってみたりとわざと不揃いにして食べる。不思議なもので形が違うと、味も違って感じる…、それで。
スキッと酸っぱくほどよく甘く、底のクッキー生地はほろほろ崩れ、チーズケーキ本体はねっとりとろける。いい感じ。
アイスアメリカーノは勧めてくれた通りの味で、エスプレッソの粉が舌にときおり残る。それがたのしく香ばしく、頭の汗もひきました。

 

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夜、ご近所さんとひさしぶりの焼肉。「山星」にくる。
個性的な焼肉店が集まる四谷三丁目の中でも、一番バランスがとれて、仕事が丁寧な店。
オキニイリでよく来てた。
昔は赤身だけの盛り合わせがあったりしたんだけど、ひさしぶりにきたらなくなっちゃってた。それでまずはハラミの塩をもらって焼いた。
お供に山星サラダのビッグポーション。サンチュにわかめ、きゅうり、それから白髪ねぎ。牛骨スープにお酢に油のドレッシングをたっぷりからめたすっぱいおひたしみたいな味わい。つまり叙々苑サラダのような味。不思議なものでこれを食べると焼肉を食べる心構えができるよう。
いつももらってた板間のテーブルが今日はいっぱい。ファミリー客がにぎわっていた。コロナもあけた。三連休の最初の日でもあるからでしょう。
焼肉ってにぎやかな店で食べるとやっぱりおいしく感じる。カウンターの前の壁に埋めたダクトが煙を吸って、網の下には炭が真っ赤に焼けている。

にんにくをバターと油でコトコト煮込み、そのかたわらで肉を焼くのがいつもの食べ方。
山星盛りっていうカルビにロース、中落ちカルビの盛り合わせ。角切りにしたカルビは脂がしっかりのってて焼くと脂が透き通る。噛めばひんやり唇濡らして口の温度が一瞬下がるようになる。おいしいんだけどたくさん食べるとお腹が重たくなっちゃうのネ。
ロースが一番おいしく感じるお年頃。
今日はかなり食欲がある。もうちょっと焼いてみようかと上牛タン塩、上ミノのタレ。〆に石焼き牡蠣ご飯をたのんでおかずにして食べる。
テイルスープでご飯と牡蠣をたきあげて最後にバターで風味をつけたここの人気の〆ご飯。肉を焼くと仲良くなれる。肉を食べると元気がでます。おゴチソウ。

 

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