卵サンドにツナサンド。グリル梵のビフカツサンド

土曜日の朝はサンドイッチを作る朝。
…、なのだけれど今週はちょっとズルして有楽町の「はまの屋パーラー」のサンドイッチではじめることにする。
土曜日ともなると丸の内線は割と空いてる。というか最近では、こんなに密でいいの?って心配になるほど地下鉄は混んでいて、コロナ対策はなんだかうやむや。
みんなが現実を見ないようにして暮らしてる…、って感じがするのがおそろしい。
さてはまの屋パーラー。週末もなかなかににぎやか。ここでサンドイッチやホットケーキを食べることを目的にしてワザワザ来る人たちがこんなにたくさんいるんだなぁ…、ってちょっとワクワク。玉子サンドとツナサンドをハーフハーフで、卵の方のパンは焼かず、ツナだけ焼いてとお願いをする。焼かないサンドイッチは「生」、焼いたのは「焼き」。だから「ツナヤキタマゴナマ」と注文が厨房に飛ぶ。オモシロイ。

今日の卵焼きもふっくらしっとり。パンもふっくらしっとりしていて前歯いらずでフワッとちぎれ口の中でとろけてく。卵焼き自体に味がしっかり入ってほんの少しのマヨネーズで味は整う。レタスの葉っぱがシャキッとたのしいアクセント。
ツナのトーストは焼ききれていてパンの水分が見事に揮発してサクサクしてる。
その断面をよく見るとツナの中に粗みじんの玉ねぎが混じってる。タナカくんが作ってたツナサンドイッチと同じでなるほど、これを食べていつもどこかで食べたことがあるって感じていたのは、そのせいだったと合点する。しかもこれを食べるたびにシングルモルトが飲みたくなるのもまさにそのせい。
玉子とツナを半分づつ。口の中に押し込み食べておいしいのだけやっぱりこれはそれぞれ別々に食べるようにできてるんだな…、って思ったりする。ツナのサンドイッチを最後に残し酸っぱいコーヒーでお腹に蓋する。おゴチソウ。

 

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銀座の街をぶらぶらし、そうだ、あそこのサンドイッチも食べておきたい。
そう思って新橋演舞場を目指して歩く。
銀座といってもほぼ新橋。
柳が揺れるどこかのんびりした町並みに、かつてこの界隈が木挽町と言われた時代の風情を感じる。
「新世界グリル梵」というお店があります。
ビフカツのサンドイッチで有名な店。
新世界の梵と言えば渋い街の渋い洋食屋さんで有名で、そのビフカツサンド部だけが独立して東京に店を作って…、って感じの店。いくつかの小売店におろしていたりするので食べる機会は増えたけど、さすがにここで食べるできたては格別の味。カウンターにトースターがズラッと並び、大きな肉の塊をその場で叩いてやわらかくしカツレツにしてサンドイッチにする一部始終を眺めて待つ時間もゴチソウ。

スパッと切れた見事な断面。レアな牛肉のワインレッドの色が目のゴチソウでまとったパン粉は焦げてカサカサ。スパイシーなソースが牛肉の味わい、風味を引き立てる。
肉はやわらか、ジューシーでパンが歯切れる力でスパッとちぎれていくほど。しかも口に入った途端にパンの存在を忘れてしまえるほどに肉がおいしく、サンドイッチというよりも手づかみできるビフカツって感じがするのにウットリします。もしかしたらビフカツの食べ方としてこれが一番おいしいのかも…、と思いさえする。
グリーンサラダがついてくる。お皿の一角にはカレー風味のピクルスがあり、それらすべてがサンドイッチをおいしくするためにあるというのがまたおゴチソウ。変わらぬ魅力にホッとしました。散歩する。

 

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