十何年目にしてはじめてのツナサンドゥイッチ

丸の内の街もゆっくりクリスマスへの準備をはじめる季節であります。
有楽町の駅の前にある三菱さまの古いビルにも、大きなリースがぶら下げられて、ウキウキとしたムードを装う。
はまの屋パーラーで、朝としました。
サンドイッチのおいしいお店。
今どき、BGMがレコードが音源の昔の曲で今日はクリスマスソングが流れてた。なんだかしみじみホッとする。
お年寄りばかりでやってた頃から通ってる。彼らが引退。それを若い人たちが引き継いで今に至る…、ということで、引き継ぎ当初は本当に若い人たちばかりでやっていた。ところが最近、若くはない人たちが混じるようになってそれが安心感につながっている。
こういうムードのお店は働く人もそういうムードをもってたほうがしっくり来ます。

「こういう」だとか「そういう」だとかがどういうことかは、なかなか一概には語れないけど「昭和な感じ」とまとめてしまえばいいかもね…、って思ったりする。ボクも「そういう」感じのお客(笑)。
サンドイッチをたのんでコーヒー。昭和喫茶にしては酸味が少ないコーヒー。民芸調のカップというのが「若い人たちにおける昭和の解釈」なんでしょうか。ボクは昔のシンプルな白い陶器のカップが好き。サイドについたビスケットもなぜだか居心地悪く感じる。今まで食べたことがない。
小さな器にミルクが入って、それを注いでマーブル模様で今日を占う。「吉」とでました…、と勝手に思ってグビッと飲んだ。あったかい。

いつもはハムのサンドイッチと玉子サンドの盛り合わせにする。
ハムはトースト。玉子は焼かずにとパンの状態も同じ。
ただ今日は、なにか別なものを食べてみたいと思った。
何にしようとメニューとひさびさにらめっこ。
玉子サンドはやっぱり食べたい。
もう一種類をフルーツサンド、野菜サンド、ツナサンドから選ぶことになる。

もうそうなると答えは一択…、ツナサンド。玉子のパンはそのままで、ツナはトーストで作ってもらった。ココに通うようになって10何年も経つけどツナトーストはまるで初めて。ドキドキしながら待って来ました。
こんがり焼けたパンの間にツナサラダ。玉子の一部が若干過ぎた半熟で、これも作る人の好みなんだろう…、と思ってますますドキドキ感が強まった。

そして今日はじめてのツナサンド。おいしかった。薄切りでよく焼けたカサカサとしたトーストブレッドとツナのしっとりした食感は相性抜群。しかもたっぷり挟まれていて、噛むとムニュンとかなり盛大にはみ出してくる。口の中に広がるツナの香りの味に、これはおそらくコーヒーじゃなく水割りなんかがあうんだろうなぁ…、と朝から思う。
ちなみに食パンを4つ切りにする。つまりそのうち二切れは端の部分でひっくり返してみてみると、パンの隅々、ツナや卵で満たされている真ん中部分と、隙間があいてしまった端に区別ができる。どっちがおいしい?というとこれがどちらもおいしい。具材がたっぷり入っていればおいしいだとは限らぬところがサンドイッチのたのしいところ。最後に一口、ツナを味わい、コーヒー飲んでさぁ、仕事。

 

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