出汁かけ茶漬けの楽しみ方

用事をテキパキ済ませたら早めに家に帰りましょう…、と、帰る途中で虫養い。
出汁茶漬けの「えん」に寄る。
向かい側の食品売り場はカルディになった。同じフロアにあったパイホールは化粧品売り場になって仕切り直し。フロア入り口で連日行列を作ってたタピオカミルクの店もすっかり落ち着いた。ファッションビルの食のフロアは、ファッションと同じスピードで新陳代謝を求められるのかもしれず、独自の道を地道に進んでいくのは案外むつかしいのかもしれないなぁ…、って思ったりする。
お店の入り口にはおむすびを中心としたテイクアウトの売り場がある。コロナウィルスの影響でテイクアウトして帰る人が多くなったようでそこはにぎわっていた。ボクはお店で…、と券売機で食券買って先払い。席についてちょっとまったら出来上がり。

ここでは鯛胡麻茶漬けを大抵たのむ。今日もそれ。ざっくり不揃いな棒状に切り分けた鯛の切り身が、胡麻ダレの上にのっかりやってくる。上に下にとよく混ぜて切り身にまんべんなく胡麻ダレまとわせ食べる準備をつつがなく。お供に鶏の唐揚げを一皿とった。こぶりの唐揚げが2個。さっくり揚がって衣はザクザク、肉はやわらか。一緒についてやってくる素揚げのししとうが香り豊かでいい口直し。
ご飯は小盛りでお願いしました。小腹用のよい分量。茶漬け用の出汁が土瓶にたっぷりはいって、ひじきの煮物ときゅうりの酢の物。胡麻のドレッシングをかけた豆腐がそば猪口状の器に入ってやってきて、お腹や口にやさしいものが揃っているのにニッコリします。

まずはご飯の上に鯛の胡麻和えを乗せる。
しばらくそのまま休ませると、ご飯の熱さで鯛にほどよく熱が入って胡麻の香りが湧き上がる。
鯛の切り身はねっちりと弾力がありその噛みごたえを胡麻がひきたて強調させる。
出汁を注いでも溢れぬようにと大きな茶碗にご飯がはいってくる。
胡麻和えの鯛に熱々の出汁をかけることで、出汁は胡麻ダレ風味になり鯛もチリチリ、食感かわる。
茶碗に直接注いでしまうと、二度ともとにはもどらない。これがなかなか悩ましいとこ。そこで豆腐が入ってた小さな器にご飯をうつし鯛を乗っけて出汁を注いでサラサラ食べる。濃厚味にウットリします。

茶碗に残したご飯に出汁。豊かな旨味と鮮やかな香り、そして最後に軽い酸味を残して終える上等な出汁。それだけ飲んでも十分おいしく、けれどご飯と一緒に口に入ってくることで、出汁が形を得て舌や喉まで喜ばすようなおいしさになる。
のこり少々というところで梅干し一個。南高梅の大きな梅干し。酸味おだやかで風味豊かな梅干しで、出汁をかけると出汁そのものの酸味が引き立ち口の中をさっぱりさせる。
出汁かけご飯をサラサラしながら、胡麻和えの鯛を口に含んでおかずとし、味がまざって膨らむ様子をたのしみ食べる。おゴチソウ。

 

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