冷やし汁粉に煎茶がおいしいお年頃

今日の暑さはしのぎやすくて、街をぶらぶらしばらく歩いた。
そう言えば今朝、早起きをして家の近所を散歩してたらセミの声に変わって虫の音。季節はそろそろ変わりはじめる準備をしてるってしみじみしました。
とは言えさすがにしばらく歩くと汗もかく。夜は家で食べようと思ってそれで伊勢丹の地下で買い物をする。買い物ついでに夏の甘味を味わっておこうと、虎屋菓寮を覗くとこれがガラガラで、これ幸いと落ち着いた。
伊勢丹マダムは宇治金時に夢中のようで、かき氷じゃないのはボクばかり。還暦おじさんに冷たすぎるものは体に毒ですからな(笑)。
ほどよく冷たいものをと「冷やし汁粉」を選んでたのむ。こしあんを使ってサラサラなめらかな御膳汁粉で白玉団子が3個浮かんで涼し気なさま。ぶっかき氷が浮かんでいるのも目に涼しくておゴチソウ。

むっちりとした白玉団子。
スベスベしていて舌の上を転がりそうで、けれどムチュンと粘って歯茎を撫でるおいしさ。
餅に比べて潔く、男ぶりのいい凛々しい美女って感じの食べ物。
上澄み部分はサラサラしていて、底にいくに従ってあんこのトロ味がぽってりとした汁粉もおいしい。
本当に大人になったなぁ…、って夢中になって食べつつ思う。
ここで甘味のお供は冷たい抹茶、抹茶グラッセというのがずっと定番だった。ところが最近、煎茶を選ぶことが多くなったのも大人になったからじゃないかなぁ。今日も温かい煎茶がお供。
小ぶりの茶碗にお湯が注がれやってきて、それを急須に移して茶を出す。ほどよくぬるく30秒ほどで茶碗いっぱい分の淡い緑の液体が急須にたまる。香り鮮やかで気持ちが晴れる。

茶葉をびっくりさせないように急須をゆっくり持ち上げて、ゆっくり傾けソーッと茶碗に茶を注ぐ。最後の一滴まで無駄にせぬように何度か上下にふって、絞るようにして茶を入れて飲むと、これがおどろくほどに旨味が強い。
まるで出汁でお茶をいれたかのような強い旨味にウットリしながら一口、ひとなめ、ゆっくり味わい差し湯を注いで再びゆっくり注いでじんわり味わう。
いつもならば甘いものを食べたらそそくさ次の人に席を譲るところだけれど、今日はずっと静かでゆっくり時間をたのしむ。差し湯を一度おかわりまでして、体も気持ちも涼しくなった。オキニイリ。

 

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深谷もやしを買って帰った。細くてハリのある上等なもやしで、その持ち味を活かして食べようとペペロンチーノ味に仕上げる。豚バラ肉をオリーブオイルとニンニク、刻んだ赤唐辛子と一緒に炒め、脂が滲んできた頃合いでもやしを入れて塩をふりかけ最後にウスターソースで風味を整え出来上がり。
岐阜からやってきたという上等豆腐を食べてみる。これがびっくり。豆腐というより生湯葉みたいな濃厚さ。塩も何もくわえずそのまま豆の風味をたのしみ味わう。
玄米ご飯に出汁を少々。クツクツ炊いて釜揚げしらすとネギを混ぜたら卵でとじる。滋養に満ちた味わいに夜のお腹が軽くなる。

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