冷たいご褒美と、甘いゴチソウ、デギュタシオン

銀座八丁目でランチを終えて、ブラブラ、銀座の街を歩いた。

8丁目界隈は新橋の空気に引きづられているといいますか…、案外静かで人通りもかなり少な目。
カメラを構えてちょっとタイミングを伺えば、誰も映らぬ純粋な風景写真がなんとか撮れる。
ところが7丁目、6丁目と北に向かって行くに従って人が増えてきて、写真を撮ればもれなく誰かがうつるようになっちゃうワケです。
しかもその人のほぼ半分が海外からの観光客という景色。
そんな人出のひとつのピークが6丁目の銀座シックスの前あたり。
人、人、人で施設の中に入るのにも一苦労な感じですらある。
ただ、中に入った人たちが何か買ってるか?っていうと、ただただ施設を見て歩くだけ。消費が行われている場所があるとするならば、地下二階にある食品売り場くらいな感じ。
郊外に新しくできるショッピングモールもおんなじ具合で、世の中大きく立派な「ショーウィンドーつき飲食店や食品店」が溢れてる。ここもそう。

大人のかき氷を食べることにした。
ワインショップのエノテカに向かう通路にあるワインバー。生ハムにチーズ、バゲットをつまみに手軽にワインをたのしむコトができるシアワセな場所。
大人のお店の今だけ限定のワインを使ったフラッペで、ワイングラスに氷を削ってたっぷりいれて、そこにワインとフルーツシロップを注いで味わう。

白いワインにはライムシロップ。赤いワインにはブドウを煮詰めたジュレをくわえてスプーンですくってまず食べる。
シャリシャリとした冷たい氷が口を冷たくさせながら、お腹はポカッとワインでゆっくりあったまる。甘み控えめ。ワインの渋みや酸味が口に広がって、なんとたのしいリフレッシュ。氷がとけるとキリッと冷えたサングリア。こういう銀座はオキニイリ。

それにしても暑い日曜。ちょっと歩くと汗をかく。
しかも、体の外にかくだけじゃなく頭の中からお腹の中まで汗でグッショリ。
移動に移動をくりかえし、やっと四谷三丁目につく。

家に帰る前に体を冷やしておこうと、ドトールコーヒーにふらり寄る。ゴキゲンなスタッフが働くオキニイリの店。汗かきながらお店に入ると、今日は特別暑いですね…、って笑顔でニッコリ。
気持ちがちょっと涼しくなった。
フローズンタイプの飲み物がちょっと前からはじまっていてまずはそれ。メロンの味の飲み物で上にメロンのゼリーがのっているのがたのしい。
もう一種類はグリーンレモティーハニーでこれはココ数年の夏の飲み物。渋みがおいしい冷たい緑茶にレモンにはちみつ。さっぱりしていて後口さわやか。ゴクゴク飲める夏のゴチソウ。ひんやりなった。

午後から家でゆっくりしましょうと、それでおやつを買って帰った。
サダハルアオキの小さなケーキ。
デギュタシオン。
つまり「ご試食用」とでも訳しますか。
6種類のケーキがほんのひとくちサイズでキレイに並ぶ。
しかもどれもがサダハル・アオキの自慢のフレーバー。
抹茶と小豆で仕上げたケーキは彼がパリで一躍有名になったきっかけの代表作で、ほろ苦くって風味は日本風ではあって、けれどトロリととろけるところはまさに洋菓子。濃い目の紅茶で味わいたくなる大人な味わい。
いちごのケーキは酸味、甘みがみずみずしい。
ピスタチオクリームをたっぷり使ったケーキの上にはビスキュイの生地。ザクッと壊れて下のスポンジ、クリームのとろける感じを引き立てる。チョコのケーキにはチョコのマカロンがチョコンとのっかり、パッションフルーツのケーキの酸味に体がふるえる。
どれもそれぞれおいしくて、けれどやっぱりシュークリームがボクにとっては一番おいしくこれだけ一杯食べたいなぁ…、って思って終える。おやつどき。

コメント

  1. Diana

    サカキさん

    ヴーヴ・クリコのブティックにあったシャンパン・シャーベットを思い出しました。

    今、思うと百貨店に入っているシャンパン専門店て、バブルそのもの、ですね。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      Dianaさん
      今となってみれば、百貨店という存在そのものがバブルなモノで、そこにあったシャンパン専門店なんてもうバブルのバブル。泡だけにかなりのバブルまみれという他ないのかもしれませんね(笑)。

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