冬の煉瓦亭、牡蠣のバター焼きにハムライス

昼、ざくろで上等な日本料理を食べようと店に行ったらなんと今日はビル全体のメンテナンス。休業でした。
お腹はすっかりざくろ仕様になっていて、頭の中が白紙になった。
さて、どうしよう…、と店の近所を鼻をくんくんさせながらウロウロしました。
目に入ったのは煉瓦亭の入り口。「牡蠣入荷しました」と張り紙がある。
殻付きの活きた牡蠣しか使わぬ店です。しかも店のお眼鏡にかなう大粒のものでなくては仕入れぬこだわりの店。冬になっても入荷がないことがままあるほどで、今日はラッキー。ざくろがお休みだったのも運命だ…、って思って決定。
開店してから30分ほどたっていたので二階は満席。地下に案内されました。
明るい瀟洒な2階と違って紅白の大きなチェックのテーブルクロスに太い梁。スイスの山小屋風の設え。洋食店!って感じがするのもいい感じ。

注文をして待ってる間によろしければ…、と銀座界隈の飲食店でやってる共同キャンペーンの投票用紙。1万円の食事券が当たるというのが目玉なんだけど、他にもいろんなイベント告知。球磨焼酎のキャンペーンがあるというのにちょっとびっくり。そういえば先日明治屋で買い物してたら「人吉」って米焼酎を売っていた。どこかで「売りたい大魔神」が呪文を唱えているに違いない(笑)。
注文したのは牡蠣のバター焼き。牡蠣フライもあったけど新鮮な牡蠣にパン粉をまとわせるのはもったいない。それでバター焼き。オキニイリのハムライスをお供にしました。

刻んだハムにマッシュルーム。
玉ねぎをバターライスと一緒にこんがり焼き上げる。
今日はいつものよりもほんのちょっとだけ色黒さんで、焦げた玉ねぎの甘みが強い。
冬の舌にはきっぱりとした味がおいしい。
口の中でパラパラご飯が散らかり舌の上で踊る感じがまたおゴチソウ。

そして目当ての牡蠣フライ。
大粒。しかも腹の部分がぷっくら膨れてツヤツヤしている。表面に軽くはたいた粉がバターを吸い込んでこんがり焦げて仕上がっている。ずっしり重く一口で食べるに少々もったいなくてナイフでスパッと切ると断面うつくしいこと。旨味ジュースがしっかり中に蓄えられて噛むとジュワッと口の中に滲み出す。ミネラル分の香りに強い旨味にバターと焦げた香りがまじる。もうウットリです。

牡蠣って生のときと熱が入ったときでまるで違った食材のようにふるまうたのしい素材。生牡蠣を口に含むとねっとり口のすみずみにまとわりついて肉感的。熱を通した牡蠣はサクッと歯切れてずっと口の中に居座るような迫力のある味わい、食感。どちらもおいしく味わい深く、ご飯のおかずとなると焼いた牡蠣のおいしさったらありゃしない。
牡蠣のお腹の反対側、フリルのようになったところがサクサク奥歯で壊れる感じもオモシロイ。
サイドに湯剥いたトマトにパキッと歯ごたえたのしいきゅうり。レタスの葉っぱに千切りキャベツのコールスロー。とろける食感のポテトサラダと味わいさまざま。ハムライスをスプーンですくって牡蠣と一緒に食べるとハムの風味に牡蠣の味わい、ご飯がちらかりまじりあいお腹も満ちます。おゴチソウ。

 

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