再開かなったシティベーカリーから宗家カムジャタン
今日の銀座は、本当にこれでいいのか…、って心配になってしまうほど人出が多くて不人気ビルとして有名だったギンザシックスにすら人が溢れている盛況ぶり。
そんな銀座を半日ぶらぶら。次の場所に移動しましょうと丸ノ内線の駅に向かう途中でシティベーカリー。
昨日再開ということで、待ちに待ったプリッツェルクロワッサンをお土産でかい、疲れた体を甘いものと冷たい飲み物で癒やす算段。レモンパイがおいしげて、ふっくらとした焼けたメレンゲ、酸っぱく甘いレモンフィリングをふるふる味わい疲れた体をしゃきっとさせる。
ちなみにここのフレンチフライはザクザクしていて塩辛く、油がおいしい。そのフレンチフライがサイドについたファラフェルサラダもたのんで食べる。みんなで食べるとおいしいものが一層おいしく感じるものです。ありがたい。
銀座から丸ノ内線で新宿三丁目。銀座の人出をみると若干静かな感じ。
ところが歌舞伎町を抜けて北へとずんずん歩き、大久保エリアにやってくるとスゴイ人出にまたびっくり。
銀座が老若男女を問わない人たち。ところが大久保は若い女性が中心で、マスクをしない人たち多数。うーん、これがメッカの現状かっておそるおそる目的の店を探して到着。
「宗家ガムジャタン」という店で、名前の通りカムジャタンの専門店。
大久保の韓国料理の店といえば、サムギョプサル系の店が多くてそれらの店はサムギョプサルだけじゃなくてチゲやビビンパ、冷麺などとバリエーション豊富なメニューで勝負をしかける。だからこの店のように看板商品だけでやってるお店は少ない。
カムジャタン以外のメニューは海鮮チヂミのようなおつまみ類とキムチ程度というシンプルさ。発酵させない白菜のサクサクした食感がたのしいサラダみたいなキムチを食べて、海鮮チヂミでメインを待ちます。
骨付きの豚あばら肉を茹でて噴きこぼしてを繰り返し、アクと脂を丁寧に取り除いたのがゴロゴロたっぷり。
豚の骨から出たスープ。
蒸したじゃがいも。
ぶつ切りのネギ。
大きな鍋に入れてくつくつ煮込むだけというとてもシンプル。
だから仕込みの丁寧さが味の決め手という料理。
強火でガンガン炊いていくから大量の湯気が湧き上がってくる。その湯気の香りがおいしくてお腹を鳴らして出来上がりを待つ。
お店の人が加減を見ながら、さぁ、いいですよと。骨ごととりあげスプーンを当てるとするんと肉が剥げ落ちて、白濁スープと一緒に食べる。スープ煮じゃがいものかけらが混じってホロホロトロトロ、直感なめらか。ひと口に目には豚の匂いがフワッとするけど、それもたちまち旨味に変わる。
最初は塩と豚の持ち味だけで味わう。ネギの風味もよきアクセントで食べ続けると唇プルン。口の中がスベスベしてくるおゴチソウ。
赤唐辛子の粉と刻んだ青唐辛子がついてくる。
好きなところでそれを加えて辛味をつけて味わって…、というステキな味変。半分ほどもたべたところで赤唐辛子を全部入れ、強火で再びグツグツするとあっという間に豚独特の匂いが取れる。しかも不思議なほどにスープがすっきりしてきて飲みやすくなる。豚と唐辛子の相性ってこんなにいいんだってしみじみ思う。
最後に辛ラーメンを入れて炊き上げズルズル食べる。コラーゲン効果で明日はお肌スベスベかなぁ…、って骨の山見てニンマリしました。堪能す。
まあ、奇遇です。今日はファラフェルを作って、ピタブレッドを焼いて、タヒニソースを作って、サンドイッチを作る予定です!
話は変わりますが、うちの婿はガウトの気があって、豚肉がダメと医者に言われてます。でも息子は同じ理由でビーフがダメと言われてます。もちろん甲殻類はどちらもダメですが、人それぞれなのかなと思います。サカキ様はハム、ソーセージ、ラーメンのつゆを含めて、豚肉が大丈夫で良かったです。
to22byさん
ボクの場合は「好き嫌い」の問題であって、アレルギーのようなものはほとんどないのがありがたいです。
せっかく、なんでも食べることができるのだから好き嫌いを言わず、なんでも食べなきゃいけないんだよな…、としみじみ思いました。