再開されたお多幸ランチ。とうめしにおでん
東京駅から出張の今日。そうだ、昼をお多幸にしようと思った。
おでんの専門店で昼営業をコロナ以降、しばらく休んでらっしゃった。
豆腐のおでんを茶めしにのせた「とう飯」というのが名物。それが気軽に食べられるので重宝していた。
なによりタナカくんが大好きで、手軽な値段でもあったから「今日はお多幸ランチを奢ってあげるよ」なんてよく待ち合わせして行った店。ランチ営業がはじまりましたよ…、と教えてもらってやってくる。
のんびりしようとランチタイムが終わった時間。間も無く昼のオーダーストップというタイミング。おでん鍋前のカウンターに座っておでんの香りをまず堪能。とう飯とおまかせおでん3個がついたお多幸定食を選んでたのむ。
テキパキ料理がととのってあっという間にやってくるスピード感がまずオゴチソウ。

とう飯のなつかしき姿にニッコリ。
まずは茶碗を軽くゆすってプルプルさせる。
表面は濃い煮汁の色で染まっていて箸でサクッと割ると一転、中は豆腐の真っ白な色。
甘辛く、しかもどっしりとしたうま味たっぷりの煮汁と一緒にとろける感じがなんともおいしい。
芥子をのせると甘みがスッキリ。鼻から抜ける香りあざやかでウットリしちゃう。
茶めしは硬め。おでんの出汁で炊かれたご飯で、これまた旨い。油でツヤツヤ輝いて、口の中を転がりながら崩れた豆腐と一緒に消える。
この豆腐、この茶めしが一緒にあればこそのゴチソウ。なんだかすごくなつかしい。
おでんはフランクフルトにつみいれ、竹輪。つみれでなく「つみいれ」というのが独特で、煮汁にすり身を「摘んで入れる」からつみいれと呼ぶ。手作りつみいれの魚の香りにまたうっとり。
フランクフルトが不思議なおいしさ。カプッと歯切れプチュっと中から肉汁と出汁の旨みが奔り出る。しっかり煮込まれ縮んでしまった竹輪は硬くて、それがおいしい。オモシロイ。
細切り大根とレタスのサラダもかつての通り。ちょっと値段が上がった分、魚のブツの漬けがついてくるようになり、それがこれまたおいしくて、タナカくんなら絶対ビールを所望したろうって思ってちょっと宙、仰ぐ。
プルプルハフハフ、とう飯味わいお腹も満ちる。アオサの味噌汁もほどよきおいしさ。オキニイリ。






