公楽食堂でおふくろの味、味庄の蕎麦で朝のおかわり

高松で朝。ホテルの近所の「公楽食堂」でのんびり朝食。
松山で生まれて松山で育ったボクであります。けれど高校途中で引っ越して、それからほとんど帰っていない。家族みんなが根こそぎ街を離れてしまってよろどころがないからしょうがないコト。
一方、母は香川出身。高松に家を持っていてだから頻繁に高松にはくる。街のそこここに馴染みができて、今となってはここがボクのふるさとのよう。母の故郷がボクの故郷になるというものまたウレシ。
そんな「おふくろの町」で「おふくろの味」。旗がはためく公楽食堂。
店に入ると朝のピークが終わったばかりのようで料理が並ぶ棚に料理の補充や整理をしているおばちゃん。ここのおふくろさんであります。小ライスと味噌汁たのんで、棚から料理を抜き取ってテーブルの上に並べて朝の準備をしてく。

ポテトサラダに高野豆腐の卵とじ。
鯖の煮付けでひと揃え。
千切りのハムにきゅうりにニンジン。じゃがいも崩して塩と軽く砂糖をほどこしマヨネーズ和えにしたサラダ。
じゃがいもの芯がほんわか熱くてほっこり、作りたて。
ハスにきざんだネギも一緒に玉子でとじた高野豆腐は、出汁がしっかり染み込んでいて口が潤う。舌にのっけて上顎にあて力をいれるとおいしい出汁が染み出してきて残った豆腐はスパスパになる。そのスパスパがまたおいしくてニッコリします。
脂ののった鯖の切り身は甘辛味。皮の下にある脂の層がぷるんとなめらか。青い魚独特の強い旨味を発してとろける。ご飯がすすむ。

湯呑の上にたくわんの乗ったお皿がかぶさる。たくわんをご飯の上にのせてしまえば空のお皿は醤油皿。合理的な食堂の知恵がいいなと思う。やかんが軽くなると棚脇にある大きなタンクのお湯を注いでくれるのだけど、おなじみさんは自分ですすんでそれをする。おいしいお店はたすけあい。
いりこの出汁に赤味噌といたどっしりとした豆腐の味噌汁。味噌の酸味といりこの軽い渋みが朝の食欲になる。連絡船の波止場があった時代の名残のホテルがたくさんある界隈です。そういうホテルの宿泊客が、おひさしぶり…、って店に入って食事をたのしむ。旅先におふくろさんが待ってる旅ってステキな旅と思いもしました、また来ましょ。

 

関連ランキング:定食・食堂 | 高松築港駅高松駅片原町駅(高松)

 

空が青くて朝の空気はまだ軽い。海を身近に感じる場所の朝はたのしい。
たのしいついでに、そばも食べて置こうと思いちょっと歩いて「味庄」にくる。朝5時からやってる店で麺機の前でおじさん寝てた…、ご苦労さん(笑)。
うどんの店ではあるけれどここの蕎麦が存外に好き。小さなサイズをたのんでタンクに入った汁をたっぷり自分で注いで仕上げて食べる。
ネットリとした軽く粘りをもった蕎麦。蕎麦の色合い、風味をもった細麺うどんのような感じが、いりこの出汁にピタッとハマる。
汁を注いでしばらくすると麺が汁を吸い込み膨らむ。丼の中の水位が下がってくるので、再び汁を注いで食べる。おいしい出汁を心おきなくお腹に注ぎ、ちくわの天ぷらお供に完食。さて、東京へひとっ飛び。

 

関連ランキング:うどん | 高松駅高松築港駅片原町駅(高松)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。