八竹の恵方巻き、アイスクリームのお入りのせ

今日は節分。
恵方巻きに、あおさのお味噌汁をお供につけて昼食とする。
家の近所で、毎年、予約限定で作って売ってる恵方巻き。
サイズは普通の太巻きサイズ。
ずっしり重たい。
ただやわらかに巻いてあるので片手で持ち上げると、テロンと曲がって垂れ下がる。

巻かれた具材は若竹の穂先にフキ。
薄焼き卵をクルンと巻いて棒状にしたもの、三つ葉に細く剥いた柚子の皮。毎年変わらずこの具材。東北東を向いてただただ無言でかぶりついて味わう。今年も健やかでよき一年になりますように…、と目を閉じもぐもぐ。春を呼ぶ。

 

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街に出てちょっとコーヒーでも飲もうかなぁ…、と思った。
新宿西口のルミネの一階に猿田彦珈琲がお店を出してて、アイスドリップでも飲もうか…、なんて思って並んだ。
並んだ場所にアイスクリームのショーケースがあり、名前は「ティキタカアイスクリーム」。
へぇ、コーヒー専門店でアイスクリームとは、タリーズみたいって思ってショーケースの中を覗いた。和三盆とかあずきだとか、和素材を使ったアイスクリームがメインでちょっとおもしろく、しかもショーケースの上にガラスの瓶にトッピング。
なんと「おいり」が入ってた。讃岐名産のお米の粉で煎られた餅菓子。赤に白、ピンクに空色、若葉色と明るく淡い色がキレイでなつかしかった。それに惹かれてアイスクリームをたのんで食べた。

アールグレイとイチヂクのワイン煮のアイスクリームをワンスクープづつ。上においりをトッピング。大きなおできができた茶色い雪だるま…、って見た目に笑う。シャベルの形のプラスティックのスプーンがついてやってくる。
アイスクリームはやさしい甘さ。おいりの中は空洞。米粉が煎られた極薄の生地。口に含むとクシュッと潰れてあっけないほど儚く消える。甘さはほとんどなくて焼けた米粉の香りと自然な甘みが残る。あぁ、なつかしい。コーンカップもサクッと壊れる。その香ばしさがアイスクリームの甘さを引き立て、気持ちがなんだかホッとする。

 

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