侍のモーニング、中国料理屋のオムライス

総武線にのり橋を渡って川を越え、亀戸にくる。
仕事の目的地はもうちょっと先なんだけど途中下車して朝食をとる。
街道沿いのビルの二階の「珈琲道場侍」って店。名前はなかなか勇ましく、しかも看板に「ミニショットバーと手落とし珈琲」と力強い文字。
やる気ガンガンの店だったらどうしようか…、と思ってお店の中に入るとこれがいい。
厨房を眺める大きなカウンター。すでにそこはにぎやかでテーブル席はまだ余裕がある。居心地のよいカウンターで、しかも椅子がロッキングチェア。座ってみたくなるんでしょうネ。一番端の席をもらって座ると目の前に見事な百合の生花がある。雄蕊の花粉が丁寧に取り除かれていて目に麗しく香りも見事にかぐわしい。おすすめの水出しアイスコーヒーとモーニングセットをもらった。

キリッと冷やされたマグがなんとも心地よく、苦味、酸味がやわらかなコーヒー。しばらく待ってやってきた朝食セットがまたすばらしい。
厚切りトーストにサラダというシンプルな構成なのだけれど、どちらもとてもおいしそう。トーストの焼き加減はこんがり強めで焦げた香りがおいしくて、バターをたっぷり塗り込めている。だからツヤツヤ。かじると唇がヒヤッとするほど。
サラダはレタスとキュウリにゆで卵。ゆで卵の下にはトマトが隠れててポテトサラダにたっぷりのマヨネーズ。缶詰みかんが彩り添えて派手さはないけど、一つ一つの状態、温度が絶妙で感心しました。オキニイリ。

 

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一時期、タナカくんと2人で「中華料理屋のオムライス」にハマっていたことがあったのです。
ウェブで調べて共有リストに登録して、暇を見つけて一緒に行ってた。たしか新小岩に一軒、あったはずとリストを探すとありました。
さすがにここまで行くこたないだろう…、と笑いながら登録した店。
せっかくだから行ってみる。
亀戸から二駅西の新小岩。駅前からちょっと歩いた住宅地の中。五十番って言う名前の店で、いい面構えの店に期待が高まります。お店の奥に大きな厨房、カウンター。テーブル席をもらって座り「オムライス」と元気にたのむ。
中華鍋をひっかくような音に続いてジューッと卵が焼ける湿った音がして、やってきたのがこのオムライス。

うつくしいです。しっとり仕上がる薄焼き卵がドレープをなしケチャップライスの上にのっかる。ケチャップたっぷり。焼いたラードの匂いが鼻をくすぐって、洋食店のオムライスにはない力強さと艶かしさに、喉がゴクリと大きく鳴った。
卵はふっくら。包み込まれたケチャップライスはしっとりとしてちょっと薄味。トマト味炒飯みたいでたっぷりのっかるケチャップが口の中で合わさり味が完成していく。
ちなみケチャップライスの具材は豚肉。これも中華料理屋らしさで、脂がクチャっと潰れる感じのおいしいこと。
作業員の人たちがレバニラだとか野菜の旨煮をおかずに大盛りご飯をワシワシ食べてニコニコしながら帰ってく。いい店だったよ。一緒にくればよかったね。

 

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