作るものを売り、売るものを作る店

朝の東京駅にやってくる。中央線を降りてそのまま地下コンコースへ。エスカレーターを伝っておいしい匂いがやってくる。
アジアな香り。どこからそれが漂ってくるからもうわかってる、
マンゴツリーキッチンっていうお店があって、入り口がテイクアウト専用コーナー。奥にイートインが併設されてて、ガパオライスがメインの品揃え。ちょっと小腹を満たすことにした。
今日の朝食も言ってみれば物販店舗のイートイン。家賃の高い場所で商売をするということは、よほど高い料理を売るか、物販のような生産性の高いものと組み合わせないとダメなんだ…、ってことなんでしょう。
ちなみにイートインの料理はほとんどテイクアウト商品の温め直し。
言ってみればセブンイレブンのイートインコーナーで、お弁当を「温めてもらって」「まともなお皿に」盛り付け直して食べている…、って感じになるかな。おいしければいいんじゃないのってことになります、悪くない。
それにしてもテーブルの上に調味料入れと並んで置かれたかごの中。何セットものスプーンにフォーク、紙おしぼりが入ってる。ふたりがけのテーブルだから2セット入れればすむものを、これだけたくさん入れとくなんて「このかご、一切交換しません」って意思表示でしょう。キモチワル。

チキンのガパオとグリーンカレーのハーフハーフの盛り合わせ。お得なようでたのんでみます。
ココのガパオライスは案外おいしい。味がしっかりついていてビリリとからく、なによりご飯がおいしいのです。固めに炊いたジャスミンライス。香りゆたかでパラパラ口の中を転がるニギヤカなとこがオキニイリ。
グリーンカレーも辛かった。辛いだけじゃなくココナツミルクの風味やコクと一緒になって、汗をカキカキ止まらぬおいしさ。サイドについたえびせんをバリバリ砕いて中に入れ、ふやけたところで食べるとプルンと、これまたおいしい。
ほどよき状態の目玉焼きを潰して黄身をペロリとなめる。自然な甘みで口がホッと喜ぶ感じ。カレーの中にはゴロゴロ野菜がたくさん入る。ガパオごはんに野菜をそえて、健康的を装った。

 

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そのまま東京駅の丸の内側に出て、お茶でも飲もうとイータリー。
イタリア料理の食材や料理が揃ったテーマパークのような店。ジェラートやカンノーロ、エスプレッソに生ハム、チーズ。それらを使ったピザやフォカッチャを扱う売り場が散らばる店内。
買って帰ることもできるし、その場で食べることもでき、奥にはテーブルサービスのレストランがあったりするいろんな使い勝手があってたのしい。
エスプレッソコーナーのメニューを見ると飲み物付きの手軽な朝食セットがあって、それにする。
ラテをお供にしようとしたら、カプチーノがおすすめですよ…、と言われてたのむとフォームミルクに爪楊枝で絵を描いて出す。なるほどそれでおすすめかってちょっと笑った。ふっくらとした粗い泡。甘くて風味豊かなエスプレッソはなかなかのモノ。

そしてパニーニ。エスプレッソコーナーの向かい側にある小さなキッチンで作られたのが運ばれる。袋に入ってくるのだけれど、そこに書かれたメッセージ。
We cook what we sell and we sell what we cook.
わたし達は自ら売るものを作り、作ったものを売るという、あらためて書くと当たり前のことなんだけど、たしかに今の時代にその当たり前はすっかり当たり前じゃなくなったなぁ…、ってしみじみ思う。
自ら作って自ら売るパニーニ。パンはガリッと歯ごたえがよく焼けた小麦の風味はゆたか。ボローニャソーセージとパルミジャーノも上等で、それら素材の味だけで味が整うオゴチソウ。悪くないな…、と思って二口食べて、残りはおやつにテイクアウトといたします。

 

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