仙台の牛たん、ここだけの定食

仙台に来て午前中からおやつ時までびっしり仕事。
間もなくランチタイムが終わるという時間すれすれに仙台中心のアーケード街、一番町にある利久に飛び込む。
滑り込み。
東京を含めて仙台以外の地方ではどこのお店も同じメニューでやっているけど、本拠地仙台ではお店ごとに個性豊かな品揃え。
この店限定という「一番町定食」を選んでたのむ。
焼いた牛たんが二枚、4切れ。ご飯にテールスープ。牛たん焼きのサイドには漬物、南蛮味噌がついてくるのは他の定食とも同じのひと揃え。まずはタップリ。一味唐辛子をお皿にふりかけ、目からお腹を目覚ましてやる。

これにいくつか料理がつきます。
炙った牛たんの握り風。
低温調理でローストビーフ状になった牛たんに、細かく包丁を入れて表面だけを軽く炙ったモノ。
酢飯ではなくご飯と一緒に握ってにぎり鮨状にする。
サイドにガリをたっぷりおいて、一緒に食べると酢飯のようになる工夫。蒲焼きのタレような甘ダレと一緒に食べるとザクッと歯切れてねっとりとろける。
タンをスモークしたのをのっけたグリーンサラダ。
上等なコーンビーフのような風味とホロリとほぐれてとろける感じがハイカラにしてオモシロイ。

ココットの中に煮込み料理をいれたの。5種類ほどのカレーやトマト煮込みなどから好みを一つ選んで添える。牛たんを使ったキーマカレーっていうのが気になったけど、やっぱりシチュー。とろけるタンにニンジン、玉ねぎ、じゃがいもと定番中の定番レシピにニッコリします。

牛たんの芯の部分を分厚く切って贅沢に焼いた極みというのがココの名物。その贅沢な厚切りタンを手軽な価格でたのしめるよう、工夫された料理をひとつ。形の整わぬ、けれど柔らかで風味豊かな部分をそぎ切り。こんがり焼いて大根おろしや野菜と一緒に味わう提案。
ざっくり歯切れてジャリッと潰れる。そしてたちまちねっとりとろける。
舌の上をとろけながら転がり撫でて、喉の奥へと消えてく感じにウットリします。
麦ごはんの上に焼けた牛たんをのっけてパクリ。普通の牛たんでも他のお店の厚切りたんほどの厚さと旨さがあるのがうれしい。テールスープもスッキリとした味わいで、なによりキレイで透き通ったスープの色に感心しました。また移動。

 

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コメント

  1. 太一丸

    いつも楽しく拝見させていただいております。
    東北生まれの自分にとって、仙台に遊びに行ったときに利休で食べるのが楽しみでした。
    ※地元民にはもっといろいろあると言われますが。

    さて、東京駅に利休ができたときにとても驚きました。
    またそのままアトレやショッピングモールと展開したときには、
    協業チェーンなども出てくるだろうし、正直どうなることかと思ってもいました。

    ただ、いまだに東京駅などでも列をなしているのを見ると、逆に不思議に感じています。
    素材にせよ、調理法にせよ、そこまで秘伝ということでもなさそうなのですが、
    優位性を保てているのは何故なんでしょうか。

    と書きながら、あの厚いザクッとした牛タンが食べたくなっていますw

    • サカキシンイチロウ

      太一丸さん
      利久さんはすでに仙台以外のお店の数の方が、仙台のお店よりも多くなっちゃいました。
      けれどよくある、フランチャイズのような形をとらず全店直営。たしかにどこかに秘伝があるような複雑な料理ではなくとても単純な料理ですが、それを食べて育った人だけが感じる「本物のイメージ」を圏外でも大切にされているように聞きます。それに利久ほどコストをかけた商品づくりをするお店もあまりなく、それ故のおいしさなんでしょう。
      分厚い牛たんを食べたときのあのザクザクとした歯切れ感。また味わいたくなりました。

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