仙台にて牛たん、塩釜に来て寿司

rik-dukusirik-santen新幹線でビュワンと仙台。
勉強会。
今、レストラン用の原料がジリジリ値上がり基調にあって、けれど料理の値段を上げることがむつかしい。
食の産業の末端にある飲食業に、すべてのしわ寄せが集まりそうになる中で、どう働けばみんなシアワセになるんだろう…、というようなテーマで議論伯仲。
気づけばほとんどおやつ時。
それで昼食。
利久を選ぶ。

東京にもお店を構えるチェーンストアで、けれど本場仙台の店は東京のお店と一風違った営業。伝統的な牛たん焼きだけでなく趣向を凝らした牛たん料理や地のもの、季節の素材が揃う。居酒屋的な使い勝手もあるお店。何軒もあるお店それぞれにメニューが違ったりするのもたのしい。
ランチ用の今のおすすめ。「牛たんづくし定食」もらう。

牛たん焼きが一枚、二切れ。牛タンのワイン煮込みを焼いたモノ。牛タンの端材を燻製したものの三点盛りがメインディッシュ。
それに炙った牛タンの握り寿司が付き、テールスープと麦飯までもがついてくる。いろんな牛タンの味わいをたのしみながらお腹をたのしく満たす提案。オモシロイ。

rik-tanrik-kororik-menu

焼くとムチュンと粘り気持って仕上がるタンも、炙るとザクッと歯切れ感がたのしめる。それとシャリが一緒になって、噛めば噛むほど口の中で単独特の旨みと香りが広がるたのしさ。
せっかくだからとタンを5枚焼いてもらって、牛たんコロッケを追加でたのむ。焼きたてのたんはやっぱりおいしい。しかもコロッケが予想以上にタンがタップリ。カリッと揚がったパン粉衣もおいしくて、仙台的を堪能します。
今日のおすすめのホワイトボードに書かれた魚の様々に、あぁ、冬だなぁ…、ってしみじみ思う。おやつどき。

 

関連ランキング:牛タン | 勾当台公園駅広瀬通駅青葉通一番町駅

 

st-counterそれから仕事をひとつこなして、夕方移動で塩釜にゆく。
仙石線というローカル線。
ちょうど通勤時間の真っ只中で、電車の中はかなりの混雑。
仙台を中心とした経済圏の、底力というか実情感じてちょっとビックリ。
駅につき、ドアが開くたび冷たい風が車内に入ってくるのも季節、地域を感じてしみじみたのしい旅気分。

20分ちょっとで本塩釜という駅につき、そこから歩いてほんの少々。
「すし哲」という寿司屋さんへとやってくる。
ひがしまえというブランドマグロの揚がる街。マグロだけでなくいい魚には困らぬ街の実力派。カウンターの角に陣取り、ワクワクしながら舌なめずり。
カウンターの中には握り手3人で、一番手前のご主人はずっと寿司を握り続けてきたからでしょう…、背中が曲がりけれど見事な包丁さばきで魚を切り出し料理を作る。
ちなみにこの店のあたりも津波のときにはすっかり波をかぶってしまったというのです。それにも負けずずっと営業。しかも名店であり続けているとはスバラシイ。

st-katuost-zensaist-kusi

かつおの酢ものというココの名物をまず食べる。かつおの刺身の上にたっぷり大根おろし。擦ったキュウリがちょっと混じって緑の香りを加えてる。自家製の柑橘ポン酢をひたひたかけて味わうというもの。
かつおも旨いが、ポン酢がおいしく大根おろしと一緒にゴクゴク飲めてしまえる。飲むとお腹がスッキリしてきて、空腹だったコトを瞬時に思い出す。
あんこうの煮凝り、キュウリの南蛮味噌添え、そしてタコのやわらか煮。どれも素材が的確で、中でもタコのクチャっと潰れてとろける食感。ホツホツ、吸盤だけが残って転がるところがまた旨い。
マグロの血合いの部分を選んで作った串焼きは、お酒を誘うオゴチソウ。

st-susist-maguroそしてメインのにぎりの盛り合わせ。
三人がかりで次々握り、盛り込んで出来た一皿。
そのうつくしさにウットリします。
シャリは小さく、それにピタッと寄り添う魚。
エビに白身にアワビにホッキ。子持ち昆布に穴子にマグロ。
軍艦にしたウニにいくらとどれも小ぶりで、ストンと舌の上におさまる。
シャリはさっぱりした優しい味わい。上にのっかるネタの持ち味、食感を邪魔せぬゴチソウ。
ウニの香り豊かなるコト。いくらのコリッと奥歯にあたり、潰れてネットリ、とろみを吐き出しシャリとトロリとまとめるところ。見た目以上にウットリとする。
ネタの入ったショーケースの中が、赤くてマグロが主役であること。地方ならではと思ったりする。赤身に大トロまで全部で5種類ほどのパーツに分かれているでしょうか。
握って貰ったトロは実は大間のまぐろ。いやはや脂のおいしいコトには感心しました。ココに来なくては味わうことができぬ料理があることに、いいなと思う。夜のコト。

 

関連ランキング:寿司 | 本塩釜駅西塩釜駅

コメント

  1. makiko

    こんにちは。

    私も以前塩釜のすし哲で鰹をいただきました。
    また再訪したいと思うほどおいしかったです。

    仙台駅地下にも支店があり、持ち帰りのたこの柔らか煮&穴子弁当を
    必ずお土産に買いますが、やはり本店がいいなあと思います。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      makikoさん
      仙台の駅にあるお店は、ご主人の息子さんがやってらっしゃるとのこと。
      本店も若い人たちがたくさん働いていて、この伝統はしっかり受け継がれていくんだろうなぁ…、と思いました。
      いいお店ですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。