今年も二日目、アサヒルヨルとイエゴハン

朝、パスタを作る。ブロッコリのペペロンチーノを無性に食べたく、それにする。

鍋にタップリお湯を沸かして、塩もタップリ。
ブロッコリーの房を外して網に入れ、お湯に浮かべて茹でていく。
具材の準備。潰したにんにく。赤唐辛子にオリーブオイル。正直ベーコンの固まりを拍子木にきって、セロリの茎とバジルの葉っぱを粗みじんにする。ツナのオイル漬けが準備できたらリングイネッサをブロッコリの入った鍋にバサッと投入。

手鍋にオリーブオイルをたっぷり注ぎ、潰したにんにく、赤唐辛子に弱火で熱を加えてく。香りがでたらそこにベーコン、セロリを加えてカラカラ、中火で炒める。ベーコンがカリカリになりはじめた頃合いでお湯の中からブロッコリをとりあげ、手鍋にドサッ。
よく茹でブロッコリはやわらかでヘラで軽く押すと崩れてボロボロになる。オリーブオイルを注ぎつつ、ツナをくわえて強火にします。手鍋の中は緑のピュレ状。リングイネッサが茹で上がる。
手鍋にパスタを移したら、鍋の茹で汁を注ぎつつ麺にピュレを絡めて仕上げる。最後にバジルの葉っぱで香りを整えて、お皿に移して出来上がり。
ベーコンの脂の風味やツナの旨み。にんにくの香りを全部飲み込んだブロッコリのピュレのなめらかなこと。茎の部分は茹で芋みたいなホクホク感があって食感に変化をつける。調味料は茹で汁の中の塩だけとシンプルなのに深くて豊かな味わいにウットリしました。満ち足りる。

お昼はカレー。
時間がたっぷりある正月休み。
トリッパを何度も茹でて吹きこぼし、表面をゴシゴシ洗ってヌメリと臭みを取り除く。一口大に切り分けて、鳥のぶつ切りと一緒に煮込む。
バーミキュラーのライスポットで玉ねぎ、じゃがいも、セロリにニンジン。野菜をタップリいれて低温調理でただただひたすら煮込んでいくとおいしいカレーの出来上がり。

時間がおいしくしてくれる料理でござんす。クニュクニュとした歯ごたえたのしいトリッパに、ホロリほぐれる鳥の肉。野菜の旨みが溶け込んでおいしくなったカレーを土鍋で炊いたご飯と食べる。汗をじんわりかきました。

夜は冷蔵庫のありあわせご飯。
年越し用に買いおいといてそろそろ使い切らなきゃいけない素材を使ってあれこれ。
加熱用の牡蠣。
小麦粉をまぶしてやさしくなでながら水で流して汚れをとる。
茹でたたけのこを千切りにして、ネギと一緒に油で炒める。中華スープで下味をつけ、牡蠣を投入。
丁寧にひっくり返しつつ焦げ目がつくまで焼いていく。
最後に玉子。
よく溶き注いでオムレツ状に仕上げてく。
想像以上にたけのこ、牡蠣が多くって玉子三個では役不足にて少々破れて仕上がった。でも牡蠣の旨みをしっかり吸い込みふっくらとした玉子の状態はなかなかによし。オイスターソースをかけて風味をつけて味わう。
シャキシャキとしたたけのこにネギの風味と玉子の旨み。牡蠣はポッテリジューシーでオイスターソースの香りがコクになっておいしい。ご飯がすすむたのしい一品。

エビを茹でます。殻付きで頭だけとって売られていたのをどっさり。水と日本酒半分半分。沸騰したところにエビを入れ、強火でそのまましばらくおくと再び沸騰。そのタイミングで火を止めしばらく休ませ完成。しっとりとした仕上がりで、ムチュンとおいしい。そのまま食べても十分味が整っていた。
ぶりの塩焼き。味噌汁にでもしようかなぁ…、と思って一杯かっていたのをやっぱり焼いて食べることにした。脂ののった切り身で皮が脂でサクサク、揚がってように焼きあがり、ブリ独特の酸味がおいしい。ウットリします。
赤かぶの浅漬けお供に土鍋ご飯を今夜も食べる。おいしい夜のオゴチソウ。

コメント

  1. ミィ

    今晩は。駆け込みであけましておめでとうございます!
    三が日快晴続きで初日の出、スーパームーンと見ることができて2018年なかなかのスタートですね。
    我が家もですが、友人知人宅でもお正月2日目にカレーを食す率、かなり高い気がするのですが気のせいでしょうか?
    サカキさんのトリッパカレーはバーミキュラのライスポット大活躍で美味しそうですね。ブログ読むたびライスポット欲しくなります。
    サカキさんのイエゴハン今年も楽しみに待ってます!

    • サカキシンイチロウ

      ミィさん
      バーミキュラーのライスポット。
      ライスポットという名前でありながら我が家ではご飯を炊くより煮たり焼いたりがメインの使い方になっちゃいました。
      ご飯は土鍋!
      ちなみにライスポットで作る茶碗蒸しのなめらかなことにはビックリしちゃいますよぉ。
      今年も好奇心旺盛にあれやこれやとたのしみたいと思います。一年、たのしくおつきあいお願いいたします。

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