今屋のハンバーガー。いやはやまいった、こりゃ旨い

今日は恵比寿の行ってみたかったお店を2軒。
まずは「今屋のハンバーガー」というお店。
博多でもう50年も続いてるハンバーガー屋さんが東京に店を作ったというのでやってきてみる。
恵比寿の駅からテクリテクリと歩き歩いて、本当にこんなところに飲食店があるんだろうか…、ってところにポツンと小さな店がある。
テイクアウトの窓が開いてて手前に大きな券売機。お店の中にはカウンターに椅子が4席。屋根付き屋台のような感じがなんだかたのしい。
メニューは豊富で、フランクフルトやウィンナーとホットドッグ的な具材にパンはバンズじゃなくてドッグロール。ホットドッグ的な仕上がりで、でもハンバーガー。ボクはウィンナーエッグ、友人はミックスバーガー選んでたのむ。
お店に入ってのんびり待ちます。グリドルの上で肉が焼ける音がしておいしい匂いが漂ってくる。ドッグロールに切り目を入れて焼けた具材をそっとおさめてオーブントースターに入れて焼く。

10分近く待ちましたか…、仕事は丁寧。
お待たせしましたと料理がスタッとやってくる。
やっぱりどうみてもホットドッグ。
ふっかり焼かれた卵がパンからはみ出して、半分に割ったウィンナが一本分。
ケチャップ、それからマスタード。
卵はおそらくグリドルの上で割りほぐし、ヘラでまとめながらオムレツ状に仕上げたのでしょう。
胡椒がぱらりと散らかっている。
友人がたのんだミックスバーガーには半分に割ったハンバーグ。焼いたソーセージに卵焼き。どちらにも炒めたキャベツがぎっしり底に詰め込まれている。パンがふっかりしているのかと思いきや、これがガッシリ頑丈でバリッと焼けて表面硬めに仕上がっている。

持ち上げるとずっしり重たく、そして熱々。フーフーしながらパクっと食べる。
前歯で壊れるドッグロールの食感たのしく、歯切れる感じがなんとも痛快。
挟んだソーセージも水分をなくすまでバリバリに焼かれて硬く、顎にガツンとくる食感。一方焼いた卵はふっかりとしてそこにキャベツがザクザク壊れて混じり合う。焼き切れたソーセージの脂がなんともこうばしく、それをしっかり受け止めるドッグロールの焦げた香りも食欲誘う。
いやはや、びっくりするほどこれはおいしい。
これがハンバーガーであろうがホットドッグであろうがそんなことはもはやまるで関係なくて、ただただおいしい。近所にあったら絶対何度もくるだろうなぁ…、って思うゴチソウ。オキニイリ。

 

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