今井本店の木の葉丼、湯通しそばと雨の夜

夜、大阪に到着。冷たい雨。
明日の移動を東京から出発すると恐ろしいほどの早朝になる。それで大阪まで先乗りして、明日ゆっくりと思っての旅。なんばのホテルにチェックインして、夕食食べに街に出る。
雨というのににぎやかで、相変わらずインバウンドの人たちが街に溢れてまるでどこか海外にできた日本がテーマのテーマパークにいるような気持ちがするのにワクワクしちゃう。
道頓堀の今井に来ます。
きつねうどんで有名な店。ココもお客様の半分ほどが海外からのお客様かなぁ…、きつねうどんと鍋焼きうどんが人気のようで、ぽってりとした小ぶりの土鍋の蓋をとってはニコニコしながら写真を撮る様、あったかい。湯通しそばに木の葉丼をたのんで食べる。

関西にくると無性に食べたくなるのが丼。
東京の濃い口の出汁で仕上げた頭は、それそのものが濃厚味でつゆだくでなくともおいしい。むしろつゆだくにすると味が濃すぎて舌が疲れるように感じる。
一方、関西の丼はほどよき濃度の出汁でとじた頭がのっかる。つゆもたっぷり一緒にかけてザブザブご飯が潤う感じで仕上がるところが好きなのですネ。
中でも木の葉丼が一番好きで、かまぼこにネギ、甘辛煮付けのしいたけがしっとり、ふっくら、出汁をたっぷり含んだ玉子でとじられている。丼の下までつゆが行き渡り、ザブザブ、まるでご飯が固いままの雑炊を食べてるみたいな気持ちがするのにウットリします。

湯通しそばはかなり独特。茹でたそばを冷たい水で〆ずにそのままザルの上にのっけて出てくる。それを熱々のタレにひたして食べる食べ方。
当然、普通のざるそばみたいなツルツルとしたのどごしや、コシやハリは望むべくもない。けれどそば本来の風味や味わい。ざっくり歯切れてかるく粘ってとろける感じは強烈で、なによりタレののりがよい。
山葵をたっぷり乗っけてズルリ。甘くて旨味の強いタレが勢いよく飛び込んできてそばと一緒に消えていく。軽い酸味と強い香りにウットリしながら食べ続く。最後にぽってり、濃厚そば湯をタレに注いでお腹温め、表に出ます。雨やまず。

 

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せっかくだからたこ焼きも…、と道頓堀今井の向かい側にある「わなか」によった。
普通にソースをかけたたこ焼きや、ネギと塩ダレで食べるたこ焼き。
和風だしに醤油と4種類のたこ焼きがそれぞれおいしい、と人気のお店。
それら人気の4種類を2個ずつ揃った盛り合わせにした。
和風だしは甘くていささか出汁の香りが強すぎて、たこ焼きっぽくなくて残念。焦げた醤油は香ばしく、ネギ塩ダレはタン塩食べてるような気持ちがしてくるところがオモシロイ。
ゴロゴロのタコ。表面カリッと歯切れると中はトロンとクリーミー。大阪のたこ焼きならではの食感、味わいたのしんで、でもやっぱりおいしいのはソースたっぷりマヨネーズ。それだけ8個食べればよかったって思ったりする。しょうがない。

 

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コメント

  1. 食欲

    わかります、結局一番おいしいのはソースとマヨネーズなんですよねー。他のも全部おいしいのだけど一度試したらそれで十分。今流行のチーズなんて食べる気もしませんが。。。
    子供の頃は普通のたこ焼きより、どちらかというと明石焼きの方がなじみがありました。姫路駅の地下でパートのおばちゃんが作ってくれるやつ。本場明石では卵焼きと呼ばれています。サカキさんはもちろんご存知でしょうが、たっぷりの卵とお出汁で小麦粉はほんのちょっとしか入らない、ふわふわで大ぶりのこのたこ焼き。具もたこだけ。それを昆布の利いた透き通ったお出汁に付けて食べる。水分が多い分これが恐ろしく熱くて、必ず上あごがベローンってなる。でも冷まさないで食べる。半分くらい食べたらお好みソースをぬってさらにお出汁に付けて食べる。卵の風味はちょっときえるけど、ソースの甘味と酸味がお出汁に混じって、これはこれで美味。最後はお出汁も飲みほします。大阪にもあるのかなー。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      食欲さん
      明石焼き。はじめて食べたときにはびっくりしました。粉物料理ではなく卵料理。そして出汁で食べるという、まさに日本の料理の基本と特徴をすべて備えたような料理。残念なながら東京にいると気軽に食べることが出来ず、すっかり忘れてしまっておりました。
      ひさしぶりに食べたいなぁ…。ちょっと探してみることにいたします。

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