中野駅前、第二力酒蔵で食べて呑む!

遠くから友がきたりて、中野で晩飯。ひさしぶりの「第二力酒蔵」をたずねる。
魚がおいしい料理屋です。お酒も種類豊富にそろってて、ボトルキープをするのがあまり好きじゃないボクが珍しく焼酎の瓶を預けている店。
気軽なムードでみんなたのしげにお酒を飲んで料理をつつく。だから居酒屋と呼んでもいいのだろうけど、なぜだか「料理屋」と呼ぶのがしっくり来るようでボクにとってはたのしい料理屋。
お店はにぎやか。スーツ姿のおじちゃんたちがニコニコしながら料理をつつく。今日はゴールデンウィークの前で、街中、浮かれてるみたいだね…、って店長がうれしそうに仕事をこなす。あら煮豆腐が名物ででも早めに売り切れることが多いのだけど今日は珍しくまだ残ってた。
煮汁色した絹ごし豆腐。なんでこんなに中まで味が入るんだろう…、ってうっとりしながらしみじみ味わい、魚の骨にしゃぶりつく。

4月26日といえばまだRのつく月。生ガキがありました。ひとつ2個づつ、奢って食べる。
大きく育ったぷっくらとした生の牡蠣。殻に唇つけて斜めに傾けるとスルンと口へと滑り込んでくる。塩の旨味がまずやってきて強い旨味がそれに続いて口に広がる。冬に比べてさっぱりしてる。一生懸命生き延びて、生き延びるため体に蓄えた栄養を自ら使ってしまいました…、って愛おしい味。
ホッキのバター焼きは紐がサクッと歯切れよく、本体の身はネットリむっちり。ぬたを無性に食べたくて青柳のぬたをたのんで食べる。甘くて酸っぱく、キュッキュとネギが奥歯を撫でる。大人のごちそう、焼酎グビリ。

ココでオキニイリなのがイカのかきあげ。
まず衣がチリチリしていてパラパラちらかる。
軽くてサクサク。天つゆをたっぷり吸い込み膨らんで、口の中でしっとりしていくところもたのしい。
サイコロ状にしたイカはネットリ、クニュっと潰れて甘い。
刻んだ三つ葉が目のも鮮やか。青い香りが鼻にも鮮やか、オゴチソウ。

天ぷらにはご飯がおいしく食べられる天ぷら。うどんや蕎麦をおいしくさせる天ぷらに、お酒がおいしく感じる天ぷらと種類さまざま。ここのは酒がおいしく飲める。それから穴子を焼いてもらった。塩が穴子の旨味を引き出す。脂が乗った穴子の表面バリッとやけて噛むとねっちり。わさびをたっぷりのせて食べると辛味ではなく甘みを感じる。それだけ脂がしっかりしてたというコトでしょう。

茹でたシャコ。玉子をだいてそれがほろほろ噛むと崩れる。こごみの天ぷらはほろ苦いのがおいしい春のオゴチソウ。鰹節と一緒に煮込んだ筍の土佐にも穂先がほろ苦く、季節を感じて酒を飲む。
おいしい料理に会話が弾む。
カウンターに座って飲む人。座敷で宴会をしてる人。テーブル席でくつろぐ人たちと誰一人としてスマフォを出して見ていない。スマフォをみるよりたのしいコトが目の前にある。昔は当たり前のコトだったのに、今となってはちょっと不思議に珍しい。いい店だなぁ…、オキニイリ。

 

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コメント

  1. comfort

    榊様、いつもご機嫌なブログ配信ありがとうございます。

    本御投稿、大切な御友人、良い店、良い料理、が一堂に会した素晴らしい瞬間ですね。

    榊様>焼酎グビリ

    この一言が全てを物語っているとお見受けします。

    榊様>誰一人としてスマフォを出して見ていない。

    強く賛同します。全くその通りです。

    手間暇かけた料理を適当につまみ食いしながら
    心身ともにスマフォに奪われている。
    お店の人達は悲しいと思います。
    見ている私もいや~な気持ちになります。

    たとえ”お客様”と言えども公共の場所で食事をする場合は
    最低のマナー(礼儀作法)があると思うのですが。

    こんな事を言うのが”加齢の症状”でしょうか?

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      comfortさん
      料理を作ってくれた人に対する敬意。
      サービスをしてくれている人たちに対する礼儀。
      忘れてはならないと思いますよね。
      一人で食事をする際の雑誌や新聞代わりにスマフォをだして見ることに関しては目をつぶるとして、同じテーブルを囲む人という身近な人の気持を忖度せぬような行為は決して褒められたものではないと思います。
      こういうことに関する「加齢の症状」はウェルカムと存じます。

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