中野新橋でホットドッグのキャベツ増し

長い間、中野富士見町にいってないなぁ…、って思って駅のホームに立って電車を待ってた。
そしたら中野富士見町行きの電車がホームにすべりこんできた。今日の予定は2時から新宿。電車にのって中野を目指す。まず朝ごはんを食べておこうと一駅手前の中野新橋で電車をおりる。
駅の近くの「トリクロマティックコーヒー」で朝。
オキニイリのお店です。お店の外の写真を撮ろうと思ったけれど、テラス席までお客さまであふれててそれで昔の写真で代える。来るたび、お客さまが増えてるようで今日はにぎやか。
オキニイリのカウンターの一番端が一席あいてて、そこに座って朝をたのしむ。
ホットドッグにアイスコーヒー。ソーセージの下にザワークラウトが敷かれてるんだけどそれを今日は大盛りに。それで880円。
のんびり待ちます。料理もコーヒーも丁寧に作ってくれるから時間がかかる。だからのんびり。

コーヒー豆を買いに近所の人が頻繁にくる。
豆を選んで挽いてもらう間、世間話を陽気に交わし帰っていくのがあたたかくって。
コーヒーには不思議な力があるんだなぁ…。人と人とをつなぐ何かがあるみたい。
しばらく待って料理ができる。

相変わらずホットドッグのコロンとしていてかわいらしいこと。
ドッグロールもデブならばソーセージも太短い。ロールの真ん中に入れた切り目に収まりきらず、ロールの上にのっかっている。そんな感覚。
ソーセージの上には乾燥させたオレガノが散らかり彩り添える。下にはどっさりザワークラウト。大盛りにしたからロールから溢れ出してくるほど。パンはバゲット生地を使った硬めの仕上がり。バリッと壊れてその内側はムチッとしてる。

ソーセージは肉汁をたっぷりたくわえて膨らんでいる。前歯を当てるとブチッと破裂するように歯切れておいしいジュースがほとばしり出る。
ザワークラウトは酸味やさしくザクザク壊れて口をにぎわす。豚肉のうま味に脂の甘みが口に広がり、ゼラチン質のせいでしょう…、唇同士が貼り付くように感じさえする。
口を大きくあけて頬張る感じがまたおゴチソウ。
お供のアイスコーヒーは深い苦味と明るい酸味。最初はちょっと酸っぱく感じる。その酸っぱさがソーセージの脂をスッキリしてくれて、飲み続けると酸味に慣れて苦味、甘みがふくらんでくる。やっぱりここはオキニイリ。
のんびりしたら散歩でひと駅歩いて中野富士見町まで行ってみましょう。思い出の町まで散歩です。

 

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