中秋の夜、肉匠酒場で油揚げを割る

羽田についてリムジンバスでストンと新宿。
地下を走る高速道路ができてから、羽田、新宿の距離は随分近くなった。
ありがたいこと、この上なし。
それにしても新宿というこの街に集まる人の多いこと。多いだけじゃなく雑多であることがこの街のムードを作っているんでしょう。
ちなみに徳島から羽田に向かう飛行機の、窓の下にはずっと分厚い雲の絨毯。低気圧が近づいているからでしょう…、鳩が人が行き交うロータリー広場の通路で羽根休めたり飛び立ったりとなにやらにぎやか。

昼の小腹を満たしましょうと、C&Cの本店選ぶ。カレースタンドとしてはじまって今では座って食べることができる大型店が主流のチェーン。けれどこの店は小さくしかも完全立喰。なぜだかココのカレーが一番おいしく感じる…、オモシロイ。

ポークカレーのルー多め。
コロッケ一枚。
ゆで卵を一個追加でラッキョウつける。
かつてはラッキョウがカウンターに無造作に置かれてそれが食べ放題。
福神漬けも食べ放題ときっぷの良い店だったんだけど、今ではラッキョウは有料トッピングと同じ扱い。代わりに刻んだ紅しょうがが置かれているけど、それを使うとなんだか牛丼食べてるみたいな気持ちになって、やっぱりカレーにはラッキョウだよなといつも追加で買って味わう。
大きく酸味のしっかりとしたいいラッキョウで、カレーの辛味を引き立てる。
ココのカレーは胡椒の辛味がどっしりしてる。甘み、辛味のバランスがよくとけた玉ねぎ、ホロリと崩れる豚肉がごちそう感をかきたてる。
それにしてもゆで卵!なんでこんなにおいしんだろう。スベスベとした白身とムッチリ、とろける黄身。カレーを食べてヒリヒリ熱い舌を白身が冷ましてくれて、黄身の甘みでホっとする。ほどよくお腹が満ちて、さてさて次の仕事に向かいましょう。

 

関連ランキング:カレーライス | 新宿駅新宿西口駅新宿三丁目駅

 

今日は中秋の名月。
あいにく四谷三丁目の空は曇って、ときどき雲の隙間からお月さまが顔をのぞかす。
なんだかこれこそが「中秋の月」って感じがするのがオモシロイ。

ひさしぶりに肉匠酒場丸信にくる。お店に入ると平日というのににぎやか。近所のサラリーマンらしきグループ客がすっかりいい具合にくつろぎ騒いでいるのにニッコリ。
ここに限らず、今日の荒木町はなぜだかニギヤカ。他のお店もそこそこ混んでて、ここだけみれば景気は上向き?って思ったりする。
あれこれ料理をたのんでつつく。
まずは竹輪の磯辺揚げ。それからササミの串かつもらう。揚げたばかりの竹輪はふっくら。ムチムチしててさっくり揚がった衣が食感引き立てる。ササミもふっくら。カサカサ衣が口に散らかる感じもステキ。

茄子の煮浸しをたのんでパクリ。
しっとりなめらか。
クタクタになった茄子が口でほどけて、甘辛煮汁が口に広がる。
薬味で添えた生姜の辛味。
ネギのシャキシャキした食感が、とろける茄子をおいしくさせる。

焼いた豚バラ。
調味料は塩、胡椒だけ。ところが豚の脂が調味料の代わりをなしてこんがりやけてなんともおいしい。
しかも串にさして焼き食べる。肉に歯を当てしごくようにしながら食べると、顎や前歯が最初に肉の食感感じ、唇、奥歯と食べる器官を総動員して味わうことが出来るような気がするステキ。
小さな身がぎっしり並んだ赤西貝の串焼きは、さすがに一旦串から外し一粒、一粒箸で摘んで味わい、食べる。噛めば噛むほど貝の旨みが滲み出し、顎においしい。ただ食べはじめるとしばらく会話がとまってしまう。まぁ、しょうがない。

油揚げで納豆包んで焼いたオキニイリ。油揚げはサクサク、乾いて仕上がって、箸でつつくとパリッと割れる。割れると中からトロリと納豆がこぼれだし、温度の上がった納豆独特の香りがしてくる。よだれがでます。
上に刻んで晒したネギをタップリ。シャキシャキとしたネギの食感が口を潤す。しかも軽い辛味が納豆の甘みを引き出しおいしくさせる。芥子もタップリ。噛むと口の中で焼けた油揚げがサクサク砕けてちらかっていく。納豆のとろみが一層引き立って、体に元気が染み込むよう。たくさん笑ってお腹も満ちる。お店の外にでたらちょっとブルっとしました。秋の夜。

 

関連ランキング:焼きとん | 四谷三丁目駅曙橋駅四ツ谷駅

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。