丑の日のパティメルト。ベローチェのフロート
四谷三丁目から新宿御苑にかけて、個性的なハンバーガーショップが結構集まっている。行列ができるほどの人気の店も何軒かあって、中でも一番人気は新宿御苑の近所にある「チャッティチャッティ」じゃないのかなぁ…。
お店の目の前に公園があって、そこで安心して待てるというのも人気のひとつなのかもしれず、週末なんて30人近くが待っていることがざらにある。
朝から暑いからか今日は静かで行列はなしそれでも開店直後ですでに2組いらっしゃる。厨房の方から肉の焼ける匂いもやってくる。
今日の目当てはパティメルト。フレンチフライセットを選びコカコーラを選んで待ちます。
そういえば今日は土用の丑の日だった。まぁ、牛も丑。鰻は次の丑の日にしようと思う。

バーガーペーパーが収まるブリキの白いマグカップ。
塗装が一部剥げた様子がまるで乳牛模様に見える。
ニッコリしながら料理を待ちます。
10分ほどでやってくる。
ハンバーガーのパティで作ったサンドイッチ。
チーズを溶かして仕上げているのが「メルト」の所以。
網脂で包んで焼き上げるのが特徴のパティ。
脂が溶けて揮発しながら焼けていくから表面サクサク。揚がったように焼き上がり、歯触り、風味がちょっと独特。その独特はふかふかのバンズで挟むより、サクサク焼けたトーストで挟んだ方がおいしく感じるように感じてパティメルト。
想像以上にこれはおいしい。
サクッとパンが歯切れてパティに前歯があたる。再びサクッとパティの表面が壊れてザクっと肉が歯切れる。
肉汁ジュワリ。粗挽きの肉が奥歯を叩く。噛みごたえのある肉です。肉の旨みに脂の甘みが混じり合い、そしてとろける。
ソテした玉ねぎの甘味も混じる。キュッキュと奥歯で滑るように潰れてパティに混じってく。
ここのフレンチフライは本当においしい。ザクザクバリバリ壊れてちらかり、今の甘みを残して消える。揚げているのに食感軽やか。危険なゴチソウ。オキニイリ。
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四谷三丁目に帰ってきて、甘くて冷たいものをと思ってベローチェ。
今日もかなりのにぎやかさ。
四谷三丁目駅の近くにあるセルフのカフェは、ここを含めて3軒あってあとはドトール、それからオスロ。
一番大きな店はこの店。
しかもおそらく一番流行っているのがここです。
カフェにおいて「大きい」ということは人気のひとつだろうと思う。
大きければ、行けば必ず座れるだろう…、って期待するから。
長居してもお店の人の目線を気にすることも少なく、なにより大きな空間がのびのびしていて心地よい。
手軽な値段であるということも手伝っていつもにぎやか。
ほどよくにぎやかなこともおいしくたのしい時間を過ごせる条件のひとつであろうと思ったりする。
タナカくんが大好きだったアイスコーヒーフロートにした。
ここのソフトクリームは乳脂肪分が軽くてちょっとシャリシャリしている。ドトールコーヒーのソフトクリームは濃厚タイプでそのまま食べるのによき具合。
ただフロートにして飲むならベローチェのシャリシャリ感のあるクリームがおいしく感じる。
スプーンでソフトクリームをすくって舐めて、舌を甘く、ひんやりさせたところでゴクリとアイスコーヒー。甘みが苦味におきかわっていくのをたのしみそして再びソフトクリームを舐め、ゴクリ。
氷と触れたソフトクリームがシャーベット状になるなり方も、ベローチェの方が潔くってボクは好き。









