不忍池に胡弓の調べ

朝、ルノアールカフェ。ルノアールとルノアールカフェの違いがよくわからないけどこの店、全席禁煙でした。
サラリーマンの最期の牙城のひとつがこうして未来に一歩、踏み出した。
悪いことじゃないなと思う。とはいえふかふかの分厚いおしぼりは健在で、汗かく額をゴシゴシ拭いた。
アイスオレをたのんで追加でCセット。
ハムときゅうりのサンドイッチにコンソメスープ、ゆで卵。140円とお得な値段。ふかふかのパン。茹でたばかりでまだあったかいゆで卵。パンが口の唾液を吸い寄せ、一瞬乾いた感じがするけどたっぷり使ったマヨネーズがほどよき潤いくれるところがいい感じ。ほどよき朝にちょっとぼんやり。火曜日の朝。

暑くなる前にと不忍池の周りを散歩。蓮が元気に葉っぱを広げポツリポツリと花を咲かせて池、埋め尽くす。
もともと寛永寺さんの境内に、琵琶湖を模した‘池を作ろうと、完成したのが1625年。400年近くも前のことというのにびっくりします。
そもそも寛永寺自体が比叡山延暦寺さんのなぞりだし、丘の上には清水寺を模した建物があったりもする。東国の人にとっての当時の憧れ、都を旅する気持ちを満たせるテーマパークのようだったんでしょう…、旅気分。

その寛永寺の寄進札。
氷川きよしに山川豊。林家正蔵と芸能関係の名前が並ぶ。
さすが上野、谷根千、江戸の芸能の中心地。
それに混じって、うなぎの大和田なんて札みつけてちょっとお腹が鳴った(笑)。

裏に向かって歩いているとどこからともなくうら悲しい音が聞こえる。音の方向に歩いていくとなんと胡弓を奏でるおじぃちゃま。
極彩色の寺の境内。向こうは一面蓮に花。日本ではある…、けれど不思議と三味線じゃなく胡弓だなぁと思ったりした。しばし聞き入る。汗がひく。

汗はひけどもちょっと歩くと汗戻る。
上島珈琲店がちょうどあり、飛び込み冷たいもので体をクールダウン。
先日来、虜になってるココナツラテをもらって飲んだ。
カフェラテの上にココナツフレーバーの生クリームにスライスココナツ。スプーンでよく混ぜ飲んでくださいって言われてそうする。すっかりスプーンが沈んでしまいそうになるのにサービス精神旺盛感じてちと笑う。
よく混ぜたらストロー使わず口をマグにつけ直接ゴクリ。真鍮製のマグはキリリとしっかり冷えてて、唇張り付くような気がしてちょっとびっくり。それに続いてやってくるぽってりとした飲み口の甘い南国味の飲み物に今度はうっとり。また汗が引く。しばらく外には出たくないかも…、まだ午前中。

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