万世の鉄板焼き。夜の麻婆トマト春雨、平貝。

昼をメトロ地下街の万世で。オキニイリの鉄板焼の定食にする。
和牛の切り落としと野菜を鉄板で焼き上げた、日本でおそらく一番贅沢な野菜炒めにご飯に豚汁。
つけダレは芥子醤油の辛口にする。いつもの注文。
鉄板焼の肉や野菜に特別な下味がついているわけじゃなく、しかもタレはたまり醤油に芥子をたっぷり溶いただけ。なのに味がしっかり整う。食べ続けるにしたがって牛肉の脂がタレに溶け出してどんどんおいしくなっていくのが面白いほど。
素材の持ち味を引き立てるタレの魅力にくるたびウットリして食べる。
トプンとタレに浸してそれを一旦ご飯の上にのっけてパクっ。どんどんご飯にタレと肉の脂がしみこみ、育っておいしくなっていく。

ここの豚汁がまたおいしくて、豚バラ肉や野菜たっぷり。汁の表面に脂がキラキラ浮かんでて、それが蓋して熱々状態が持続する。脂ってやっぱりおいしいものなんだなぁ…、ってしみじみ思う。
ボクの向かい側に母と息子の親子連れ。ちょうどボクと母の年齢と同じくらい。お母さんが、今日は私がゴチソウするからあなた、一番高いステーキをたのみなさいよ…、って言っている。ボクの母を見ているように出ニッコリします。
この店がなくなったら秋葉原までいかなきゃいけなくなるんだね…、ってふたりがさみしそうに話をしてる。たしかに残念ではあるけれど、お店に集まる人たちはほぼシニア。この業態はそろそろ役目を終えるんだろう…、って思ったりする。しょうがない。

 

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先日作った麻婆春雨がおいしくて今日はそれをちょっとアレンジ。
豚ひき肉を塊のままこんがりと焼き脂を丁寧にとったところに麻婆豆腐のソースをいれる。
ざっくりひき肉を崩したところに茹でた春雨。
くし切りにしたトマトを入れてざっくりざっくり炒めて和える。
麻婆トマト春雨とでも名付けましょうか。トマトがほどよく崩れてソースをみずみずしくし、トマトの酸味と甘みがソースの辛味を穏やかに、そして香りを華やかにする。ご飯にのっけてひき肉のホツホツ感にトマトのしっとり、そして春雨のスベスベ感をもれなく味わう。オゴチソウ。

ところでひき肉を買った売り場の女性スタッフに「200g少なめで」ってお願いしたら、ハイと無造作に掴み上げた手の中にとったひき肉はなんと197g。スゴイですねって感心したらずっと触り続けていますから…、って。プロの手わざってすばらしい。

殻付きの平貝の殻を外して紐もとり、柱だけをざっくり切り分け塩とすだちでパクリと食べる。
薄切りじゃなく盾に大きく切ることで、ザクザク繊維が歯切れる感じがたのしめて、塩と酸味で繊細で上等な貝のうま味が思う存分味わえる。
ルッコラにオリーブオイルと塩をかけむしゃっと食べて今日の夜のひと揃え。

それにしても今日買い出しのデパ地下で、エコバック持参の人が自由に使えるポリ袋を何十枚と使って買った食品を包んでた。その人にとってのエコバッグは、エコロジーバッグでなくエコノミーバッグ。あるいはエゴバッグなんだろうなと思った。なやましい。

コメント

  1. ちい

    麻婆トマト春雨。今日のお夕飯に作ってみます。さっぱりしておいしそう。
    昨日はポテトサラダに、余ってたカレー味の柿の種をトッピングしてみました。混ぜながら食べたら、カリカリがアクセントになってなかなかおいしかったです。

    • サカキシンイチロウ

      ちいさん
      柿の種を砕いてパン粉に混ぜて揚げると香ばしくっておいしいんだよ…、ってタナカくんが一度、コロッケを作ったことがありました。
      ポテトサラダを芯にして…。
      ただ油が汚れるので作ることはなくなりましたが、ポテトサラダに柿の種を混ぜればいいんだなぁ…、って納得しました。

  2. ぴーちゃん

    スーパーでビニール手袋をしてお買い物されているシニアの方達。入り口のカートを徹底的にペーパータオルと消毒液で拭き上げ、帰りに購入された物を一つ一つ備え付けのポリ袋に入れて、手の消毒用に備え付けの消毒液をブシュブシュと滴るぐらいかけていらっしゃいました。その光景に目眩がしました。

    • サカキシンイチロウ

      ぴーちゃんさん
      「生きる」ということに対する過度の執着を目の当たりにすると、ボクはそれほど長生きできないなぁ…、って思ってしまいます。
      のどかにおおらかに過ごして生きたいなぁ…。でもそれがむつかしいからみんないろいろな工夫をするんだろうとは思いますが…。なんだかすごくなやましいですね。

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