一足早いファミリークリスマス

y高松に家族が集まり、ちょっと早めのクリスマス。
ホテルの中国料理レストランで美味しいものをみんなで食べる。
今年早々父が亡くなり、家族の環境もちょっと変わった。
けれどそれぞれ気持ちの置き場を見つけてむしろ仲良くなった…、そんな一年。

みんながそれぞれ食べたいものをちょっとずつ。ゴリゴリ歯ごたえのよいクラゲの冷菜は母が好きでまずそれを。
焼いた餃子を長い間食べてないの…、というやはり母のために聞いてみるもそれはなく、ならばとたのんだ韮饅頭。パリッと皮が焼けて中からニラの香りとエビのすり身が飛び出してくる。これもなかなか乙なものネと、喜ぶ母の笑顔がゴチソウ。
エビが好きな母のため、エビの天ぷら。ふっくら、サックリ、フリッタ状に仕上げたエビは山椒塩か甘酢をつけて味わう趣向。ムチュンとエビの食感が軽い衣で引き立てられて、とろけて消える。

y-soupそれからエビチリ。結局なんか母が好きな料理ばかりになっていく。
妹親子が肉が食べたいと。
それでレモンジー。鶏胸肉をサックリと揚げ、そこにレモンで作った甘酢のタレを合わせて味わう。
レモンの酸味が爽やかで、鶏の香りや味をなだめておいしくさせる。
このソース。魚の揚げ物に使ってもおいしいわよねぇ…、と何度も何度もソースを舐めて味わう母。
油通しした牛肉をクミンシードや黒胡椒、八角などのスパイス使って炒め上げる縁辺料理もなかなか旨い。
フライドポテトが混じっているのが面白くってネットリとろけるオゴチソウ。

フカヒレと蟹肉で作ったスープをスルリ。これは父も好きだったココの自慢の料理のひとつ。龍の玉を模した蓋付きカップで来るのがめでたくて、フウフウしながら味わい食べる。

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〆をいくつか。パリパリに焼いた麺で作ってもらったあんかけ焼きそば。塩と醤油、オイスターソースの味わい、風味がしっかりしていて最初はパリパリしていた麺が徐々にとろけていくのがたのしい。
担々麺はスープ代わりに。そしてパラパラのレタスチャーハンをみんなで分けてお腹を満たす。チャーハンの味付けが上品。ちょっと弱々しくて、だから担々麺のスープをかけて汁かけご飯のようにして味わった。サラサラお腹の中に流れてお腹を満たす。みんなも笑顔になっていく。

y-mangoマンゴープリンをデザートに。ふっくらトロリと甘酸っぱさに気持ちがなごむ。

ところで明日は父の一周忌の法要がある。
もう一年か…、とそれで昨日はちょっと寄り道。
ボクが生まれた松山の街を歩いて、父の足跡、父がしていた事業の痕跡を見て歩いてみた。
当時、父が経営していた飲食店の数々の、建物自体はほとんどそこにそのまま残ってて、けれど目を凝らさないとそこがそこだとは気が付かないほど周りの景色は変わってた。
大きなお店ばかりだったから、飲食店として使われている場所はまずなくてオフィスや集合住宅に変わっていたりするのも時代の流れ。
その事業を整理することで家族みんなで松山という街を離れた。当時は本当に寂しかったけどもし、あのときそのまま事業が継続していたとして、今のボクらは今のようにシアワセだったのだろうか。松山の街にずっと住んでいたんだろうか…、なんていろんなコトを考えた。
あるがままでシアワセなんだと、それがなによりシアワセで、今日の気持ちはとても明るい。また明日。

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