一番のパニーニ、暖炉で焼いたハンバーグ
遅れ盆の今日。タナカくんの好物を食べに行こうと散歩する。
新宿御苑を右手に見ながら、テクリテクリと15分ほど。千駄ヶ谷の駅をすぎると空が突然広くなる。目の前にあるのは国立競技場の大きな空間をたのしみながらちょっと歩くと「パニーニ一番」。
タナカくんが日本で一番おいしいパニーニって言ってたお店。原付飛ばして買ってきてくれるんだけど、いつも口をモグモグさせて「はい」って手渡す袋には2個はいってた。3つ買って帰る途中で一個食べ、都合2個がいつもお腹におさまる勘定。それほど好きなパニーニでした。

パニーニの種類が増えて9種類。
ずっとプロシュートのパニーニばかり食べていた。
ツナのコンフィがメインの「シシリア」っていうのが気になり、ショーケースの中をみたら姿がないの。
シシリアが食べたいんですって言ったら、「ちょうど作ってるところなんです」と。
ちょっと待てば作りたて。
マキアートをお供にたのんでぼんやりします。
お店の外には鳩森神社。木々の緑がすずやかで、軒下のオリオンビールの提灯がときおり通る風にゆらりと揺れている。平和な夏です。
キッチンからパンが焼けるおいしい匂い、エスプレッソを落とす音。「お待たせしました」と料理が揃う。
昔に比べてパニーニの形が四角くなりました。凸凹の鉄板で挟んで焼いたあとの縞々。パリッと焼けて軽い焦げ臭が食欲さそう。ふたつに切った断面からはツナのコンフィとルッコラが顔をのぞかす。香りもおいしい。
サクッと歯切れてふっくら軽い生地のパン。具材と混じって口の中が騒々しくなる。
しっとりとしたツナのコンフィにチーズにドライトマト。ディルにミントにレモンぜすとが香を添える。ディルはツナとの相性がよい。ミントの香りはさわやかで、レモンゼストがシシリア的な香りを作る。
シシリア名物のカジキマグロのグリルを食べてるみたいな感じがしてくるのネ。砕いたナッツが混じってて、それがコツコツ奥歯を叩く。パンに比べて具材が多いわけじゃない。なのにツナやハーブの存在感の力強さにウットリしちゃう。
マキアートのふっくらとした泡がぽってり口から喉を撫でていく。エスプレッソの苦味のミルクの甘味が混じって食後のお腹に蓋をした。
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鳩森神社をお参りしたり、近所のカフェで書き物したりで時間をつぶし「CHACOあめみや」の開店を待つ。
開店時間の10分前に行ったらすでに小さな行列。先客7名。4組目に案内されてテーブルにつく。肉を焼く暖炉の前のテーブルにつき、Wハンバーグのセットを注文。まずはサラダがやってくる。
ガラスのボウルにレタスにトマト。サウザンアイランドにフレンチドレッシングがソースポットでやってくる。ガラスの器にもソースポットにも霜がふっててひんやり冷たい。レタスはシャキシャキ、トマトは硬め。いつも変わらぬおいしさにニッコリしながらメインを待ちます。

暖炉の中には炭の山。
上に網が置かれてそこに肉を置く。
鉄製の蓋で暖炉の口を覆ってオーブンのようにして焼く。
蓋を開けてひっくり返し、再び蓋してしばらく焼いたら出来上がり。
焼き始めると煙が出てきてお店を満たす。
牛肉の脂が焼けてく匂いも混じってボクまで燻されおいしくなっていくような感じにニッコリ。
焼き上がった肉を厨房に戻す間に肉は休んで状態整う。
焼いた鋳物のお皿にのせられやってくる。
ハンバーグが2個並んだところにキャロットグラッセ、茹でたインゲン、とうもろこしのバターソテ。ベークドポテトが並んでる。ハンバーグの上にはバター。デミグラスソースがたっぷりかけられ、ソースが沸々沸いている。見ているだけでしあわせになる。
ハンバーグにスッとナイフを入れて切ります。確かな手応え。その断面は見事なロゼ色。まるでステーキのような姿にまたニッコリ。
舌に乗せた直後はそっけないほど頑丈で、噛んではじめてジュワッと肉汁が染み出してくる。叩いて細かくした肉をギューっと潰して形にしている。だから噛みごたえがあって、肉を食べてる!って充実感を味わえる。
胡椒をガリッ、タバスコくわえてスパイシーな味に仕立てて食べればご飯がどんどん進む。
ここのステーキもおいしいけれど、ご飯のおかずに食べるならハンバーグがいいってタナカくんもこのハンバーグが好きだった。
鋳物の皿は鉄板よりも蓄熱性が高くてしかも熱さが持続するのが特徴。ハンバーグを一枚食べたらご飯を移し、デミグラスソースとからめて食べる。ベークドポテトもホクホクなめらか。お腹以上に気持ちが満ちるオゴチソウ。












