ヴィロンにインデアン、クロワッサンに甘辛カレー!

食べたいものがあって丸ノ内。東京駅に一番近い三菱殿のビルにカレーを食べに行こうと勇んで行った。
そしたら早く着きすぎて、どうしようかとウロウロしてたらビルの一階のヴィロンがうれしい、朝食営業。
フランス的なパンのお店で渋谷のお店にはよく行った。大きなお皿を何種類ものジャムやバターで汚しながら、焼き立てのクロワッサンにカフェオレではじめる朝は格別だった。
いつしかそういう朝ご飯がなくなって、残念だなぁって思った頃にできた東京駅の近くのこの店。
東京駅を眺めるテラスの東京的にお洒落なことは格別で、しかも目の前がハトバス乗り場。おやじ、おふくろが東京に出てきたらハトバスに乗ろう。バスを待つまでここでクロワッサンにカフェオレ飲んだら喜ぶだろうね…、って言ってたこの場所。

代わりにボクがカフェオレにクロワッサン。ついでにバゲットにハムとチーズのサンドイッチで朝にした。
あぁ…、やっぱりここのクロワッサンは最高だ。カサカサ乾いた表面の散らかり具合がまず最高。口に散らかりお皿に散らかり朝の景色を華やかにする。塩の風味にバターの香り。食べてるうちにどんどんなめらかにとろけていっておいしい余韻を残して消える。
カフェオレの泡をすくって食べるとコーヒーの香りで風味にコクが出るのもまたオゴチソウ。
空気をたっぷり含んで焼けたバゲットのサンドイッチはハムとチーズの味だけで他に何も必要とせぬ、素材の勝利のようなおいしさ。ひと口かじって残りはおやつに食べようと包んでもらった。オキニイリ。

 

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開店時間になっていよいよ「インデアンカレー」。
大阪からわざわざやってきたお店。カウンターだけ。カレーとハヤシライスだけ。
カレーライスの他にカレースパゲティが用意されているのが特別。ラードで炒めた太麺のクニュクニュ感が心地よいカレースパも捨てがたいけど、今日はカレーライス。
ご飯は普通盛り、カレーだけを大盛りでと注文しました。
提供方法というのか、最終調理と言えばいいのか。カレーを装う姿が独特なんです。
ウンターの端っこでご飯を盛ったお皿を左二の腕にのせ、大きなレードルに並々すくったカレーをヒョイとかけて仕上げる。その様、まるで魔法のようでカレーが一滴たりともお皿を汚さず、ご飯にきれいにまとわせる。ほれぼれするほど仕事がキレイでくるたびウットリ見つめてしまう。

カレーはポッテリ。スプーンですくうとほどよき量がご飯と一緒にのっかってくる。香ばしくスパイシーな香りが口を満たすから、あぁ、カレーだと思うまもなく甘さに驚く。それもフルーティーでかなりどっしりした甘さ。まるでカレーじゃない味にびっくりしてると今度はヒリヒリ、辛味が走る。
甘辛いのじゃない。甘くて、辛い。
はじめて食べたときには面食らったけど、今ではときおり猛烈に食べたくなるほどのオキニイリ。
味以上に不思議なのがご飯の粒を大きく感じてしまうこと。ご飯の粒の輪郭ひとつひとつを感じるほどで、もしかしたら舌の感覚を鋭敏にする魔法がカレーにかけられてるのかもって思ってしまう。オモシロイ。酸っぱく甘いキャベツのピクルスで口をリセットさせながら汗をかきかいお腹におさめる。そう言えば、向かい側の「きじ」にも来なくちゃ。いつ来よう…。

 

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コメント

  1. ばろん

    ヴィロン‼︎ 土曜日の夜に伺ってました〜〜
    惜しい。サカキさんと36時間?ずれてました。
    粉と塩と水だけなのに なんでこんなに
    違いがでるんだろ〜 と 毎回必ず口にだしてしまうほど ここのフランスパンが大好きです。
    ワインともよく合うんですよー
    もちろん クロワッサンも! 
    次回はバッタリ お会いできますように。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      ばろんさん
      たった36時間がなんとも憎たらしいですね。
      本当にここのパンはおいしいですよね。ここのパンがあればワインとチーズだけで晩ご飯が済んでしまいそうなほど。
      バッタリお目にかかれたらいろんなお話で時間を忘れてしまいたいですね。

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