ヴァレリアン・千の惑星の救世主

映画を観ました。
リュック・ベッソンの「ヴァレリアン・千の惑星の救世主」っていうSF映画。
最近、プロヂュースばかりしているリュック・ベッソンがひさしぶりに脚本を書き監督した作品で「ヴァレリアンとローリレーヌ」っていうスターウォーズのような宇宙SF映画に影響与えた漫画が下敷き。

「フィフス・エレメント」を彼が製作していた1997年から温めていた作品だという。つまり20年ごし。
作りたくても作れなかった理由が、宇宙人だらけの映画を作れるだけのCG技術がなかったから。
それでミニモイなんてファンタジー映画でお茶を濁していたとこにジェームズ・キャメロンが「アバター」なんていう宇宙人だらけの作品を世に送り出し、こりゃ、やれるかも…、ってことで本格的に製作スタート。だからこの作品。

「フィフス・エレメント」+「ミニモイ」+「アバター」です!

しかも20年分のモヤモヤをすべてぶち込んで作ったからでしょう…、盛りだくさんでかなりゴージャス。
CGもバリバリだし、IMAX3D映像もスゴイ。
にもかかわらず、3D上映はなんと公開一週間目にして終了になる。
世界的には去年公開された作品。
そこそこ売上をあげたにもかかわらず制作費がかさんで興業的には失敗しちゃった。日本でもあまり入っていないからなんでしょう…、昨日が最後の3D上映。しかも時間は夜の9時半スタートという、もうどうにでもなれみたいな状況。
しょうがないから、それを観に来た。
好きだった。

そもそもフィフス・エレメントが大好きで、ヴァレリアンを観てリュック・ベッソンもフィフス・エレメントみたいな映画が好きなんだなぁ…、ってしみじみ思った。
謎めいた美人がいて、男は彼女を守るために必死に奮闘。
でも実は、守られる女性の方が守る男よりも強い存在。
カーチェイス的追いかけっこあり、格闘シーンあり。
魅力的なダンスや歌に、ハグにキスが散りばめられる娯楽作。そういう映画。
フィフス・エレメントで青い女王がアリアを歌い踊るシーンに負けぬシーンが今度の映画でもひとつの見所。ボーイッシュで中性的な色気を放つヒロインを撮るカメラは相変わらず冴えてらっしゃる。リュック・ベッソンってつくづく女好きなんだなぁ…、って感心しながら堪能しました(笑)。

点数100点満点中80点。
10点足りないところは主人公が男の子的で一向に強そうに見えない所。フィフス・エレメントの魅力は剥げなのにめっぽう強いおっさんが、汗水たらして必死に頑張るところにあって、その興奮とカタルシスがない。少年少女の恋愛もののような配給会社の売り方も減点対象。そこだけ目をつぶればゴージャスな映像世界を堪能できる。…、でも、もうIMAX3D上映はされないんだよなぁって思うといかにも残念。なやましい。

コメント

  1. じゅんぺいくん

    ベッソン映画大好きです✨楽しみに待ちに待ってました‼️最高楽しかった‼️頑張れ💥👊😃ベッソン‼️頑張れ‼️ヴァレリアン✨✨✨✨

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      じゅんぺいくんさん
      ボクもベッソンの映画大好きなんですよね。特にフィフス・エレメントはもう何回見返したことか。この映画は興業的に恵まれたなかったようですけれど、これにめげずにまた突き抜けた作品をとってほしいですね。

  2. Kei

    やっと本日観てきました。こちらでも朝8時か21時と言う見せる気ないのかしらって言う微妙な時間笑 仕事明けに気合い入れて朝から観てきました。
    もともとCHANELのモデルをしていた頃からカーラ・デルヴィーニュは好きでしたが、映画でもモデルと女優の間という感じで、きっとそういう風に撮影したのでしょうね。それでいて素の感じもあって、多方面から女性を映すカメラワーク、おっしゃる通り生粋の女好きですね笑
    個人的にはフィフスエレメントくらいド派手ゴージャスな衣装もあるともっと嬉しかったなあと感じましたが、迫力のCG、とっても楽しめました。もうおしまい近いですが、これは映画館で見るのがオススメですね。

    • サカキシンイチロウ サカキシンイチロウ

      keiさん
      ご覧になりましたか…、しかもお気に召したようでうれしいです。
      カーラ・デルヴィーニュの眉毛と眼の迫力に魅入られちゃいましたネ。リュック・ベッソンが気に入った女性はその後大化けすることが多いから、これからも目が離せない人になるんだろうなぁ…、って思いました。
      衣装に関しては同じような残念さを覚えました。ジャンポール・ゴルチエとオリビエ・ベリオの格の近いということでしょうか。それにしてももう映画館で見られないって残念すぎます。勿体無いです。

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