ワールドミートボールクラシック

土曜日の昼。
いつもと違ったお店で何かかわったものをと探して歩く。
四谷三丁目を出発し、西に向かってテクリテクリ。
最終の目的地を新宿三丁目にと思って歩いて考える。
オキニイリのお店は何軒かあるのです。出汁のおいしい蕎麦の店。味は一流だけどサービスがぼんやりしている中国料理のお店だったり。
でも、今日ははじめてのお店に絶対するんだとそれらをみんな通り過ぎ、新宿御苑の駅の近所で、そうだ、ミートボールの専門店が出来ていたはず…、と思って探す。

ワールドミートボールクラシック。小さなビルから突き出す看板。ココだ、ココココ…、と中に入って今日のランチの場所とした。平日の昼は気軽なランチが用意されてるというのだけれど土曜の昼はグランドメニュー。いくつか料理をたのんで試す。

たまたまなのか、女性だけでやってる店でしかもプロというより、料理が好きな素人臭さがういういしい。
だからちょっと時間がかかる。
厨房の中に入って、サービスまでは気持ちがまわっていかないのでしょう…、ナイフフォークやお水がなかなか出てこないからセルフサービスにしちゃったくらい。
小さい店。店そのものも手作り感が満載で、お店の人は一生懸命。だからそういう不都合も気にならないのがオモシロイ。

メイン料理のミートボール。
焼いたスキレットの上に2個やってくる。
小さな握りこぶしくらいの大きさがあり、触ると硬い。
フォークを当てたくらいでは壊れないほど固くて、ナイフでざっくり切った。

ひき肉ではないんですネ。肉を包丁で手切りして細かくしたものを練ってねって、肉同士をくっつけボール状にしているのです。それをこんがり、時間をかけて焼いて仕上げる。肉そのものに味があり、噛みごたえがしっかりしていて噛むと肉の旨みジュースがジュワリと滲む。その歯ごたえはステーキ的でミートボールというよりもボール状のステーキを食べてるみたいでオモシロイ。

ミートソースがミートボールの下にたっぷり。
トマトの酸味がしっかりしていて挽き肉タップリ。
肉の旨みがどっしりとしたおいしいソース。
それと一緒に食べると、よそよそしかった赤肉の味がたちまち膨らんでいく。
脂の旨みが赤身の旨みにくわわっていく。
なめらかなソースで肉の歯ごたえが強調されて、肉を食べてるって実感が湧く。
ところどころに牛すじが混じってそれがクニュンとネットリ。ゴリゴリとした歯ごたえに、ネットリとしたゼラチン質の歯ざわりが混じって旨い。

コリアンダーやバジル、オレガノをオリーブオイルと一緒に砕いたハーブソースをのせると肉の香りが引き立ちまた旨い。
一旦茹でて軽揚げにしたブロッコリ。バターソテしたマッシュルームに薄切りにしたバゲットのガーリックトーストとサイドもどれもがおいしくて、肉を食べた!って気持ちになれるオゴチソウ。

ルパンのミートボールスパゲティって、ちょっと狙ったスパゲティー。酸味が強めのミートソースにチーズをタップリ。麺の茹で加減がちょっとやわらかめで、ソースと一緒になるとネットリ、口の中を満たすゴチソウ。
ミートボールは細かく挽いた挽き肉使って作ったもので、ムチュンとなめらかな噛み心地。ハーブ、スパイスの香りがホワンっと漂ってくる。
フレンチフライがおいしかった!
何度も何度も揚げては休ませ、また揚げてを繰り返して仕上げたモノで、だからサクサク。じゃがいもの水分が程よく抜けて前歯にカサカサ乾いた感じが心地よく、芯の部分はふっかりやわらか。塩の加減も絶妙でサイドに添えたアンチョビ風味のマスタードをタップリつけて食べると気持ちがシアワセになる。オキニイリ。

 

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コメント

  1. めるば

    美味しいモノは糖と脂で出来てる、の典型ですね(・∀・)
    そういえば、東京メトロのフリーペーパー、「メトロミニッツ」読まれましたか?天ぷらのITOIやスクレ・サレなど、サカキさんがブログで取り上げた店が掲載されてましたよ。

    • サカキシンイチロウ

      めるばさん
      メトロミニッツ、まだ見てません。あの雑誌は地域密着のたのしい記事が結構出ていて、気になる内容。見つけたらみてみます。ありがとうございます。

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